[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
順調にろくでもないことになってます。祝ビックリマン、何回見れば気が済むんだ。でも猫オタクが度を増して変態になってるフッドが可愛くて仕方ない。
二次創作、ビックリマン別館作ろうかな…… 新も最期まで見たし……
現在の日常はBMとサンホラで回ってます。しかしお借りしたクロセカ、IPODにいれようとしたら何曲か歌詞だけがない(カラオケ状態)になるという不思議な現象が起こってしまって困惑中。やっぱりこれは同人作品だからこそのエラーなのでしょうか?
以前から評判が良かったクロセカですが、聞いてみるとなんだか世界観がぶわーっと壮大で美しいですね。たとえていうならばクロセカが歴史ファンタジー、楽園がゴシック、ロマンが絵本物語風な雰囲気です。どれも味わいが違って良い。クロセカが一番ファンタジーっぽくはありますが。英雄がいっぱいでてくるもんね。
しかし、現在BMにハマってるため、どうにも話がダブって考えられて仕方ありません。
数奇な運命の元に流転する世界、戦いに次ぐ戦いが流転し、黒の歴史は決して改竄を許さない……! って考えるとなんだかサンホラなんだかBMなんだか分かりません。だって、現在入手可能な資料で考えると、ものすっげえ壮大な世界観なんだもん。BM。
ただ、歴史が先に進むにつれて、壮大なる神々の世紀、選ばれし勇者の世紀、志持つ戦士の世紀、という風に話が進んでいくのが、どことなくギリシャ神話風というか北欧神話風というか日本神話的というか、で面白いです。一種の物語化を経た多神教の世界観の『お約束』に沿ってる。
現在アニメになってる話は年代の順番で行くと、(祝!ビックリマン→)旧ビックリマン→新ビックリマン→スーパービックリマン→ビックリマン2000、という風に並ぶんですが、それぞれの主人公は、
旧ビックリ:次界の神になることを定められた大天使、および聖命に選ばれたその側近
新ビックリ:世界再創造を定められた神の子と異界の姫君、仲間たち
SBM:かつての英雄の宿命を継ぐ四人の聖戦士
2000:戦士の因子を持つ少年と仲間たち
って感じで、後ろに行くにしたがって、普通人に近づいていってるのが分かります。(ヒトじゃなくて天使とか悪魔だけど……) ちなみに現在語られてる『祝!』は遥か過去の設定ですが、まだ冒頭なので主人公たちの設定は未知数。
旧ビックリのメイン面子であり、神の子の側近である通称『神帝隊』の彼らなんかは、最終的には主君のために死ぬことを定められて生まれてきたという悲惨っぷり。これはオカルトの空気がバリバリだった旧ビックリ当時だからこそ許された設定で、現在のアニメだとありえない気がします……
ていうか、面白いのが、80~90年代前半のサブカルチャーに蔓延していた『オカルト』だ、という話を、以前、さる方としてました。
いっちゃん典型的なのはビックリなんですけれども、他にも『セーラームーン』、『聖戦士星矢』なんかもけっこうオカルトだったよなぁ。その前になると出てくるのが『僕の地球を守って』で、このあたりだと主人公が何らかの聖命を与えられた存在の転生体、だという設定がけっこう頻出します。で、その背景になる世界観が、なんていうか、いろんな世界観をごった煮にした多神教的世界観だったりする。そして、語られる物語は往々にしてとても『黙示録的』だった。
で、そのあたりの空気を一変させたのが『エヴァンゲリオン』だったんじゃないですかねぇ。でもこれが形としては『ビックリマン的』だったのが面白くもあります。さまざまなコンテクストから引っ張ってこられるオカルト的な情報がチラ見せされて、その断片を収集し、再構成することに楽しさを覚えると。
ただ、そういったオカルト的な物語に対する心酔ってのは、オウム事件で水をぶっ掛けられたんじゃないかと思われてたんですが、現在だと江原氏、細木数子の流行なんかを見ていると、そういうのが再燃してるんじゃないか、とオカルトに詳しい先方がおっしゃられていて、なるほどと思いました。
個人的に思うことだと、ここ数年は、80~90年代の多神教的、曼荼羅的な世界観とは違う、数年前の『セカイ系』の流行から続く箱庭的な世界観が続いてるよなぁと思います。壮大な世界観の中に英雄として活躍する主人公ではなくて、どことなく干渉を許さない箱庭的な世界のなかでゲームに従わざるを得ないキャラクターたち、あるいは箱庭的世界の中で神として君臨してしまう主人公…… というのが共感を許すというのか。
最近の作品ではやりというと、『涼宮ハルヒの憂鬱』とか、『デスノート』なんですけれども、これは双方主人公格が『神』に等しい力を手に入れるという話です。(ハルヒは無自覚だし、ライトは不完全な神でしたが……) 彼らにとっての『世界』は、自分が負わされた聖命のもとに守るべき存在ではなく、自分自身が『神』となって自由にすることができるものとして現れます。したがってそこには運命をあたえてくれる『神』は存在しない、と。
この辺はけっこう数年単位で細かく推移していくので、オタクとして追ってると非常に面白いものを感じます。
『聖命』の時代(ビックリマン的な世界観の時代)→『セカイ系』の時代(エヴァンゲリオン的な世界の時代)→『絶対神』の時代(デスノート的な世界の時代)と話が推移している…… と。
背景の世界そのものは、次第に縮小している、というか、恐ろしいものへと変貌しているなという気がします。かつては宿命を与えてくれる、すなわち(それがフィクション的であれ)居場所を主人公たちに提供していた世界が、現在は自ら世界を創造しなければ『居場所』がないというレベルにまで世界は厳しくなってます。キャラクターに理不尽なルールを科していた『セカイ系』の時代もアレですが、自らが『神』となって君臨しなければいけない世界というのもけっこう厳しいものです。
運命のままに生きているというのは、悲劇だったかもしれませんが、まあ、楽っちゃ楽だった…… のかもしれません。『選ばれし者の恍惚と不安、二つとも我にあり』だったのですから。でも、実際に『神に選ばれた』と主張する人々がテロリズムに走ってる現在の時代だと、そうとうにおバカ、というか鈍感でもないと、『選ばれしもの』として素直に宿命に従うのは難しい。
自分は誰にも選ばれていない、ということを知った上、『ゲーム』に服従することすらも拒んだのなら、まあ、あとは自分自身が『神』となって世界を創造するしかないのでしょうねえ…… でも、自分自身が『神』になるというのは案外難しいことです。すべての価値を自分で選び取らないといけない。そして、そういう身勝手で未熟な『神』の作り出す世界というのは、往々にしてグロテスクで矛盾に満ちていたりします。
たいていの神話においては、人間は神の劣化コピーにすぎない…… でも、それを言うのなら、『神』ってものは、人間をより拡大しただけの存在に過ぎないのかもしれませんけど、ね。
個人的には私は80~90年代前半的な『多神教的』な世界観が大好きなんですけどねー。
聖命のままに踊り続ける神々や英雄の物語は、まるでワーグナーの英雄譚のように壮大で美しい。作りこまれた緻密な曼荼羅は、どの細部をとって見ても生命力に満ち溢れたアラベスクを描いています。
……ただ、自分にそれが作れるかっちゃ、無理。
私の住んでる場所には、神はいません。見捨てられ取り残された人々が、砂の城を作り上げ、精一杯に自分の居場所を作り出そうとするのがせいぜいです。その辺は創作者によって感じる温度差が違うのだろうなぁ。個人的には小川洋子作品の描く『死者たちの物語』のような静謐な沈黙はうつくしいと思うのですが。
何かまとまらないですが、ここで終わり!(笑
二月あたりの風の日に
溶けない雪に蒔いた種
それからずっと待っている
春が来る日を、いつまでも
***
上の文は今度の創作に使う予定。
ウメ様にキーボードをむしられたので、パソコンを修理に出すことになりました。
その値段、二万円……
……orz
うっかり『ビックリマン』シリーズにハマってしまい、パソコンにつなぐ時間が激減してます……
現在放映中の祝!ビックリマンで火がついて、現在、DVDボックスなどを集めて、一日中見てます。現在は『新ビックリマン』だけれども何この面白さ……!! 一話一話の密度が濃くて、昔のアニメって丁寧に作られていたんだなぁと再確認ですよ!! こんなに構成に無駄のない、引きのしっかりしたアニメって、現在だとほどんとないのと違うか。
とりあえず昔好きだった騎神アリババとか、『祝!(ハピ☆ラキ)』で性格が変わったと大評判の一本釣神帝やピーター神子にゾッコンです。一本釣が土佐弁! 男らしい! かっこいい!! そして忠義モノ!! そのうえピーター神子はなぜか泣き虫属性付きだったりして萌えます。それでいて美少年なんだよなぁ。顔だけ見ると女性キャラクターというのもポイント高い。薔薇背負ってるし。
新ビックリマンは幼稚園くらいのときに大好きだったので、かすかに記憶は残ってるんですが、今見るとぜんぜん違うのが驚き。ていうか、こんなに面白いアニメって現在はあるのかしら……? ってくらいハマってます。
あとは旧ビックリマンと、スーパービックリマンか…… 双方DVDボックスが出てるので、もしかしたら買っちゃうかもしれません。お金がなくなります。でも、面白いんだものみたいんだもの!!
『祝!(ハピ☆ラキ)』のファンサイトってないですねしかし…… 最近もういっこハマってるのはDXリプレイなんですが、それよりは千倍マシなんですが。とりあえず明日横浜のアニメイトに行って新ビックリマンのコンプリートボックスのを入手してこようと思います。
ひさしぶりにこういうハマりかたをしてるなぁ、と思ったり。でも、なかなか二次って気分にはならないというか、やるとしたら『祝!』設定の若神子ですかね? 中途半端に記憶が残ってるせいでトラウマ&妄想地獄に陥ってるアリババの行方がとりあえず気になります。あと、ヤマトが『王子』から『神帝』に進化するところが最高にかっこよかった~。ぜひともほかのキャラの進化形態も見てみたいものです。楽しみ、楽しみv
以前感想でウチの作品に似てるーといわれた携帯アプリゲームの『歪みの国のアリス』をプレイしました。けっこうED見た。
感想。
……似てる!!(鳥肌)
いや、面白かったんですけど!! でも、この似方はむしろ戦慄を覚える!! まるで私が書いたようだ!! いや、違うか。アリスのキャラはウチだとありえない子だわ。でも、話の構造そのものはウチのサイトの小説にものすごくよくあるパターンでした。なんかアイデンティティが揺らいだぞ。それはともかく。
ありえない世界を旅していくうちに、次第に真実と出会っていくアリスの姿ともども、チェシャ猫、シロウサギ、なんかのけなげさがインパクトがありました。「ぼくらのアリス、君が望むなら」という台詞を繰り返されるたび、しだいに怪しかったチェシャ猫がかわいく見えてくるのがなんともいえない。あとハートの女王様なんかが可愛い。可憐な美少女なのに首フェチというキャラにはけっこうなインパクトが。
でも、個人的にはやっぱりチェシャ猫とシロウサギがすごく印象的だったなぁ。シロウサギの歌がすごく心に残る。
ネタバレになりますが、アリスが実際に子供だったとき、歪みの国で幸福に暮らしていたころはどうだったんだろうなァとふと思い浮かびました。アリスは幸せで、歪みの国の『歪み』は今ほどではなく、泣きながら逃げ込んできたアリスをシロウサギが抱き上げて慰めてあげる…… そんな世界を想像すると、なんともいえない切なさを感じます。
あと、ウチにもいちおう、『アリス』はいます。
彼女はいつになったら出てくるかがわからないし、どこに隠れているかも不明なんですが、時計を持った白い兎を追いかけていれば、いつかその姿が見えてくるでしょう。お楽しみに。……というか、いつになったら書けるのか分からないんですが。
そういや今日はTRPGの日でしたよ。システムはちょっと古めの『ウォーハンマー』。
地味だった!!(感想)
セッションをうまい具合にクリアしてしまったせいか戦闘も発生せず、地味で地道な推理に終始してました。しぶーいサイレント・ネイビー、何を考えているのか分からないマフィアの女、山出しの鉱山娘、そして、ハイテンションの変なエルフ(自称名探偵)という変なパーティだったわりに、話はごく平穏に終わっちゃったという。
ちなみに私のキャラは変なエルフ(自称名探偵)でした。
一言で言うと、榎木津礼二郎みたいな…… 本職はギルドにも所属してる筋金入りの織物職人なんですが、推理小説フェチ(ただしこの時代に推理小説があるかは怪しい)で、「ボクの表の仕事は織物職人だ、けれど、魂の仕事は『名探偵』なのさ!」と主張するとっても変な人でした。
でも中身は意外とまとも、というか良心的。助手になってくれた見た目と違って非常に賢く聡い鉱山娘ビアンカに助けられ、ドン・キホーテとサンチョ・パンサのごとくに調査を展開して、なんとか終盤までに事件を解決いたしました。てゆうか、彼女がいてくれてよかった。ありがとうビアンカ。
「名探偵には真実さえあればいいのさ」と呟く謎のエルフ娘…… 得意技は推理よりもむしろハッタリと扇動。何を考えているのか、何も考えていないのか。良心と職人魂だけは人一倍の人(エルフだけど)でした。
セッション後の反省会だとマフィアの女のプレイヤーが自分に合わないキャラは大変だったと吐露してましたが、これぐらい地味なシナリオもたまにはいいかも、と思いました。一人でくるくるまわってた気がしないでもないのですが。でも、今回の飲み会はアルコールを入れて腹を割って話せたからよかった。次にGMをするときに生かそう。
MYパソ子、初期化したらちゃんと動くようになりました。やれやれ。
気づいたらデータが一部消えてるような気がしないでもないんですが、まあいいやというか、黒歴史は抹消ってことで見なかったことにします。自分の書いた見たくない原稿ほど消えてくれてうれしいものはありません。
あと、『頂き物部屋』を作ったついでに小説や詩のコンテンツをまとめてひとつにしてみました。すっきりさっぱり。
今回UPさせていただいたイラストは、落書きしましたと感想を下さった方にムリムリねだって強奪したものです。海夢さまありがとう。おかげでエウリィのイメージはすっかりあの絵になりました。
でも、いかにかわいくてもノーパンは外せません。(断言)
ところで何事も賞味期限というものは大切ですね。
昨日、祖母の家に行ってきたのですが、その家が妙にもらい物が多い家で(現役だったころの仕事の関係らしい)、家中にお茶とか海苔とかがあふれかえってるのはまあいいんですが、カステラとか果物とか瓶詰めになってくると、だいぶん風向きが怪しくなってきます。
高級な贈答品なのでおいしいもの、いいものばっかりなのは間違いないんですが、賞味期限を見るとたいていの場合は超過してます。「一ヶ月オーバー」「二ヶ月オーバー」などはまだまだかわいいもので、よく見たら日付が一年前のだったなんてこともよくあります。それも高級そうなおいしそうな佃煮のたぐいとかが。
まあ、消費が早い上に保存が利くお酒なんかはいいものがたくさんあって、私は『久保田の萬寿』なんてすごいものを口にしたこともあるんですけれどもね! 佃煮を肴に日本酒を冷! というのが最高です。『松葉昆布』っていう昆布の塩漬けなんかが最高です。
でも、まるで魔界のようなこの家の台所…… 以前、あまりのすごさに目が眼窩からこぼれおちるかと思ったことがあります。
それは、キャビアでした。
別荘(祖父の持ってる別荘)に行って、何かおいしいものがないかなーと思って冷蔵庫の中をあさっていて…… そのキャビアは発見されました。
キャビアというとチョウザメの卵です。高級食材です。おいしそうです。でもビンの中を見るとなんか曇ってて相当古そう。
これって賞味期限っていつかな? と思ってよくよく見たら、驚愕の事実が判明しました。
瓶の裏にはラベルが貼られていたのです。
『メイド イン ソビエト』と。
……ソ連崩壊は1991年、16年前です。
私の祖母の家の冷蔵庫には、賞味期限を超え、食品を超え、歴史的事件が埋もれています。
賞味期限…… 不二家事件の教訓を見るべくもなく、モノにしろヒトにしろ、何事も賞味期限を守ることが大切ですよという話でした。