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16時間眠った翌日はまったく眠れませんでした。
16時間睡眠÷2=8時間睡眠…… うむ、ぜんぜん問題ないな。ただカウンセリング中に半分寝てたりしてましたが。今日。
アルゴンキンでコートとニットカーディガンとブラウスをゲットv けっこうな出費v(吐血)
でもコートはどうしても欲しかったんだもんよー。アルゴンキンのコートむっちゃくちゃ可愛いんだもんよー。地模様・ツィード・ストライプ・ファー!! たまらん!!
ちなみにKERA!で見て可愛いなぁでもちょっとロリっぽいかも…… と思ってたコートは見事に売り切れてました。可愛いもんにはみなさん敏感なようで。なんで、パーツを取り外したらキレイ系でも着れそうなコートを一着買ってきました。去年ブラックピースナウで買ったファー付きと、スティグマータのパイレーツコートとの連合軍で、今年の冬を乗り切るぜ。
ちなみにスティグマータ(セクシーダイナマイトロンドンのカテゴリブランド)の服は縫製が悪すぎ…… と思うのは私だけでしょうか? ボタンがブチブチ跳ぶんですけど。いちいち付け替えてるんでいいんですが、スペアボタンがもう無いのがいささか不安です。
あと、今年のスティグマータの新作のコート、どこからどう見てもホーリー(スクライド)の制服にしか見えないんですが、それってアリなのか……? むちゃくちゃ出来のいいコスプレ衣装に見えるんだけどなぁ。それってアリやナシや。
20~30代(もしかしたら10代も?)の若い女性に、自分の50年後を想像してもらい、特殊メイクで50年後の姿に扮してもらう、という写真企画です。
私はコレが大好きで、ネットでも閲覧できるため、何回も何回も見てます。(Googleで『やなぎみわ』で検索すれば誰でも見れます) そして、自分がもしこの企画に参加していたら、どんな50年後を想像していたかなとふと考えてみました。
50年後……
場所は精神病院の一室か、あるいは、どこかの公営老人ホームの一室で。
不潔な老女が一人、一心不乱にキーボードを叩き続けている。そもそもキーボードというもの自体が今の世の中だと時代遅れだけど、彼女はほかのツールを知らないからそれしか使えない。老眼だからもはやよく画面も見えない。でも、誰が話しかけても返事もせず、ずっと書き続けている。
彼女が書き続けているのは、長い、長い物語。
残酷で、背徳的で、グロテスクな、一度読むと誰でも不快にならずにはいられないような物語。でも、一度読むと二度と忘れることの出来ないような物語。
彼女はそれを誰かに見せようとは考えない。ただ取り付かれたように書き続けている。誰かが彼女からキーボードを奪い、外の世界に連れ出そうとしたこともあったけれど、キーボードをなくした彼女は自分の血で壁に物語を書き続けようとしたので、もはや誰もがそれをあきらめた。
背中はカマドウマのように曲がり、足は萎えている。彼女の物語は書き続ける以上完結しない。そして彼女は、貧しくてみすぼらしい精神病院の片隅にいながら、絢爛とした残酷さに彩られた小宇宙の中に、神として君臨し続けるのだ。
……ってところ?
なんかこれって典型的なアウトサイダーアーティストじゃーんと思いつつ(笑) というかヘンリー・ダーガーみたいですね。
アウトサイダーアーティストってのは、『美術教育を一切受けない者が自発的に行う創作活動の産物』を意味します。具体的には文盲者、知的障害者、犯罪者などの人々が作り出す芸術作品を指すことが多いです。
彼らは芸術教育を一切受けないので、作り出すものは一種異様な様を見せます。異様に緻密だったり、また、稚拙だったりしながら、けれど奇妙な魅力と引力を持ち合わせています。私はそれが大好きで、スイスに存在する世界で唯一のアールブリュットの美術館まで行ってきたりもしてます。
ヘンリー・ダーガーってのは有名なアウトサイダーアーティストの一人で、極貧の中で生活しながら、人生のほとんどをかけて一本の物語…… 絵と小説でつづられた『非現実の王国で』という物語を書き続けていました。それは正義の少女戦士たちが悲惨な戦争の続く世界で正義の戦いを続ける…… という一種陳腐なものなのだけれど、その内実は残酷さと悲惨さ、異様な美しさに満ちています。
ダーガーってどういうことを考えて生きてたんだろう、とそれを見ると思います。
自分の中の小宇宙で生きながら、どんなことを考えていたんだろうって。アウトサイダーアーティストの作品は、人間の中の世界の混沌とした豊穣さを教えてくれます。そんで、私はそういう生き方をしてみたいなあ、と思うのです。
実際のところは他人の評価に拘泥し、寂しさに弱くて自己顕示欲の強い普通の人間の私にはそんなの無理だと思うんですけど…… 50年後だったら! 50年後だったら!!(笑
他人から見てどんなに悲惨でも、究極の自己愛のなかを生きる、みたいなもんですかねえ。でも、そういう生き方、憧れるのでした。
アクセス解析を見てたのですが、うちのお客様、現在、「100~199回訪問」の方が5・6名いらっしゃるみたいです。
アクセス解析を置いたのは二・三ヶ月前なので、少なくとも一日一回以上は見に来てくれているということですよね? ちょっとすごいなーと思います。びっくりです。
オリジナルサイトの経営はほぼ初めてなのでほかのサイトはどうなのか分かりませんけれども、ちなみに、一日の新着のお客様は10名に達することはありません。なので、うちのサイトはほぼ常連のお客様だけでなりたってるということになりますね~。
ちなみに、どういうお客様がうちに何回も遊びに来て下さってるんでしょうか? なんか気になるんですけれども…… もしも「私、常連だと思いますよ~」って人がいたら、拍手でコメントいただけるとうれしいです。うちのサイトの何が目的なのかとか。
……まさか児童虐待描写ではないだろうなと祈りつつ…… (他人に『児童虐待描写の無い作品がない』と言われてすごくショックでした、最近。(笑))
東北みちのく最果ての三半島の旅、帰還して参りました。
……バスに乗りすぎて疲れました。(笑
竜飛岬に行ってみたり、奥入瀬渓谷に行ってみたりと盛りだくさんの旅行だったんですが、しかし、問題は台風の尻尾が直撃したこと! 一日目と二日目は雨と風で大変でした。
東北ってなんつーか……(住んでる方には悪いんですが)、うらぶれてるなあ、というのがちょっと印象でした。
人が少ない。自然が多い。でも、南国の自然と違っておとなしい印象なので、あまり主張しないんですね。いちばん印象的なのは海でした。
風が強いから、海がとにかく荒れてたんですよ~。
鉛色の海が延々と泡を噛み、白く波立ってる様子はいかにも『冬の海』的。秋だったからそうでもなかったんですけれども。
奥入瀬渓谷は…… すさまじい濁流と化してました。
普段は透き通って青々とした美しい渓流…… のはずが水が増えちゃって濁っちゃって足をとられたら溺死しそうなすごい流れとなってました。そして、滝の水量は通常の2倍(当社比)。
紅葉もまだ始まってないし、一・二日目はちょっと不満が残る旅行だったかも…… です。宿はよかったんですけど。温泉に二回づつ入って、おいしいディナー食べて。
よかったのは三日目! もともとの目的だった恐山でした!!
三日目に入ってとうとう快晴。天候明朗なれど風強し。絶好のシチュエーションです。
バスは恐山に登る途中で石碑なんかを見ました。なんか石碑に赤い布がかぶせてあったりしていい雰囲気。途中では水のみ場もあったりして、そこでご霊水をいただいたもしました。
肝心の恐山は秋の大祭の真っ最中。イタコさんがテントを並べ、人が列を作ってました。といってもテントが6つくらいのささやかなもんなんですが、のぞくとちゃんとイタコさんがいました。
じゃらじゃらと数珠を揉んで口寄せをしているところを実際に見て、なにか感動…… 若いイタコさんもいたけど、あれはなんなのかなあ。最近は目の悪くない若いイタコさんもいるという話だったんだけど、あれがそうだったのかしらん。
恐山は硫黄の香りただよう荒涼とした光景の場所でした。
いたるところに石が積まれ、色とりどりの風車がカラカラと音を立てて回り、お地蔵様に供え物が。
石は積むと供養になるけど、崩すと不吉らしいので、注意しながらつんできました。でも、砂と石の白い、硫黄のにおい漂う光景のなかに無数の石積みが並び、カラフルな風車が回り続ける光景はなんだか不思議。これが地獄ってやつかあ…… って感じでした。それにしては天気がよかったですけど。
でも、おいてある石に、「○○享年10歳」とか「○○享年17歳」とか書いてある石があって、逆縁かあ…… と思うと切なくなりました。恐山はやっぱり東北の土俗信仰の霊所だったみたいです。
あとはいろいろと美味いもんを買って帰ってきました~。
「いちご汁」っていうのはアワビとウニの汁らしいんですが、前からいっぺん食べてみたかったのが缶詰だったので買ってきちゃいました。どんな味なんだろうドキドキ。
とにかくまあ、でも、バス移動が多くて疲れた、というのが第一の感想(苦笑)
明日は病院だし、母の仕事の手伝いもあるし、これからいろいろです。がんばろう。
月曜日まで恐山に旅行です。
いってきまーす。