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以前感想でウチの作品に似てるーといわれた携帯アプリゲームの『歪みの国のアリス』をプレイしました。けっこうED見た。
感想。
……似てる!!(鳥肌)
いや、面白かったんですけど!! でも、この似方はむしろ戦慄を覚える!! まるで私が書いたようだ!! いや、違うか。アリスのキャラはウチだとありえない子だわ。でも、話の構造そのものはウチのサイトの小説にものすごくよくあるパターンでした。なんかアイデンティティが揺らいだぞ。それはともかく。
ありえない世界を旅していくうちに、次第に真実と出会っていくアリスの姿ともども、チェシャ猫、シロウサギ、なんかのけなげさがインパクトがありました。「ぼくらのアリス、君が望むなら」という台詞を繰り返されるたび、しだいに怪しかったチェシャ猫がかわいく見えてくるのがなんともいえない。あとハートの女王様なんかが可愛い。可憐な美少女なのに首フェチというキャラにはけっこうなインパクトが。
でも、個人的にはやっぱりチェシャ猫とシロウサギがすごく印象的だったなぁ。シロウサギの歌がすごく心に残る。
ネタバレになりますが、アリスが実際に子供だったとき、歪みの国で幸福に暮らしていたころはどうだったんだろうなァとふと思い浮かびました。アリスは幸せで、歪みの国の『歪み』は今ほどではなく、泣きながら逃げ込んできたアリスをシロウサギが抱き上げて慰めてあげる…… そんな世界を想像すると、なんともいえない切なさを感じます。
あと、ウチにもいちおう、『アリス』はいます。
彼女はいつになったら出てくるかがわからないし、どこに隠れているかも不明なんですが、時計を持った白い兎を追いかけていれば、いつかその姿が見えてくるでしょう。お楽しみに。……というか、いつになったら書けるのか分からないんですが。
そういや今日はTRPGの日でしたよ。システムはちょっと古めの『ウォーハンマー』。
地味だった!!(感想)
セッションをうまい具合にクリアしてしまったせいか戦闘も発生せず、地味で地道な推理に終始してました。しぶーいサイレント・ネイビー、何を考えているのか分からないマフィアの女、山出しの鉱山娘、そして、ハイテンションの変なエルフ(自称名探偵)という変なパーティだったわりに、話はごく平穏に終わっちゃったという。
ちなみに私のキャラは変なエルフ(自称名探偵)でした。
一言で言うと、榎木津礼二郎みたいな…… 本職はギルドにも所属してる筋金入りの織物職人なんですが、推理小説フェチ(ただしこの時代に推理小説があるかは怪しい)で、「ボクの表の仕事は織物職人だ、けれど、魂の仕事は『名探偵』なのさ!」と主張するとっても変な人でした。
でも中身は意外とまとも、というか良心的。助手になってくれた見た目と違って非常に賢く聡い鉱山娘ビアンカに助けられ、ドン・キホーテとサンチョ・パンサのごとくに調査を展開して、なんとか終盤までに事件を解決いたしました。てゆうか、彼女がいてくれてよかった。ありがとうビアンカ。
「名探偵には真実さえあればいいのさ」と呟く謎のエルフ娘…… 得意技は推理よりもむしろハッタリと扇動。何を考えているのか、何も考えていないのか。良心と職人魂だけは人一倍の人(エルフだけど)でした。
セッション後の反省会だとマフィアの女のプレイヤーが自分に合わないキャラは大変だったと吐露してましたが、これぐらい地味なシナリオもたまにはいいかも、と思いました。一人でくるくるまわってた気がしないでもないのですが。でも、今回の飲み会はアルコールを入れて腹を割って話せたからよかった。次にGMをするときに生かそう。