オリジナルサイト日記
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四泊五日で長野に行ってきました!
いつも行ってる場所なので観光はゼロ(……)しかし涼しくてまさしく避暑! という感じでした。あ、強いて言えばアウトレットモールにいってお洋服とアクセサリーを買ったかな?
長野ならば蓼科。夜中になると真っ暗で、道路の脇に鹿が立ってます。白樺が茂る下に黄色い花がいちめんに咲いています。蝉の声しか聞こえません。水はつめたくておいしいし、真夜中にはもう、おどろくほど星が光ります。
祖母が星好きだったので、「あれがアレクトゥールス、あれがアンタレス、あっちが北斗七星だけど地平線に隠れて見えない」といろいろと教えてくれました。おりしも真夏、天の川は真上です…… 織姫星と牽牛星がくっきりと天の川に隔てられているのが見えました。なるほど、あれじゃあ会えないなあ、と思うくらいくっきりと天の川。
星を見てたのはせいぜい30分くらいだけど、流れ星が8つくらい流れたし、人工衛星が光りながら通っていくのも見えました。なんだか分からないけど惑星も出てました。アンタレスが赤く光ってるというのも分かりました。天体観測は初めてじゃないはずなのにすごくいい気分になれます。寝転がったアスファルトがあたたかかったのもまたよし。
星がいっぱいありすぎて星座が分からない、というのも乙なもんです。
ほかにはまあ温泉入ってみたり、ホテルの廊下をちょろちょろしてるヤモリをからかってみたり(ごめんなさい)、真夜中の2時くらいにホテルの中と庭をうろつきまわって、そこにいる鯉が寝ていないのを見て「魚っていつ寝るんだろう」と思ってみたり。いかにもリゾートって感じでした。
でも甲州ワインはあんまり美味しくない…… ね…… 甘すぎて深みに欠ける。なんかジュースみたい。デザートワインとしてはいいけど、食事中に飲むんだったら、同額のチリワインとかイタリアワインとかのほうが美味しい。
でもそこらのおばちゃんが売ってた傷物の桃、七個で500円は死ぬほど美味かったです。種無しブドウもむちゃくちゃ美味かったです。素質はあるぞ。がんばれ日本のワイン。
休暇中にサイトを除いてくださった方々は、ありがとうございました(ふかぶか)
拍手返信です!
10日 東欧社会のなんともいえない薄暗さと叙情的な雰囲気と閉塞感が双子がもつ閉塞感を増すのですかしら。 >
おかげさまで旅行楽しんできました。ありがとうございます。
東欧で双子といったら、忘れちゃいけないアゴタ・クリストフの『悪童日記』を思い出しました。これは一巻しか読んでませんがたしか東欧だったような……? あれ違ったっけ。
双子で東欧というと、そういう薄暗い叙情というのもありますし、あと、事実として『チャウチェスクの子どもたち』や、ナチのお鉢を継いだ人体実験の歴史があるというのも関係あるかなと思いました。東欧の独裁政権下で生まれた子たちが今丁度大人になっているころでしょうしね……
ナチの人体実験だと、双子の研究に有名なメンゲレがいます。優生学に血道をあげていたメンゲレは、双子の身体をくっつけて人造的にシャム双生児を作る、あるいはオッドアイの研究などに熱中していたそうです。行き過ぎた科学は魔術にも似る、といったところでしょうか。
ナチ+双子というと、小川洋子の『リンデンバウム通りの双子』も一種忘れがたいものがありました。あのあたりのミステリアスさ、何か、見てはいけないものを見てしまったような奇妙な魅力というのが、東欧に漂う前キリスト教的な空気とくっつきあうのかもしれませんね。……と、思いました。
あ、双子萌えで思い出したのですが、ナルキッソスの逸話の異伝がすげえ萌えます。
ナルキッソスは自分しか愛さなかったため恋の病でエコーを殺し、その罰を受けたといわれていますが、異説だとエコーとナルキッソスは双子の兄妹だったという話もあるのだとか。妹が死んで声しか残らなくなったとき、ナルキッソスは妹の面影を求めて水鏡を眺め暮らし、ついには水死して水仙となったそうです。こう思うといいなあー! と、思います。
8/13 ラプンツェル~白雪姫まで読みました。とても面白かったです。>
おおっ、ありがとうございます。そこまでだとなんだかんだで完結してませんね…… すいません(汗)
実は白雪姫は一回完結稿まで書いたんですが没りました。シリーズモノは初めて書くのでなにかと悩みが多いです。短編だと気を使わない部分に神経が必要ですものねえ。むっかしいものです。
なので、そういう風に「面白い」といってもらえると一番嬉しいですv 何か凡庸なファンタジーな気もしますが、自分なりに書きたいものをかけるように頑張ります。今後ものんびりお付き合いをいただければ幸いです。
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