オリジナルサイト日記
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なんか唐突に撤収しました。ごめん、たぶんあんまり復帰する気もないですわ… 再開した時には作品数が半分以下くらいになってるんだろうなあ。
たまに、いきなりに、自分の書いてるものの何もかもがイヤになることがあります。
文章とか、構成力の無さとか、嫌なものはいくらでもあるんですけれども、その中でもいちばんイヤなのは、たぶん、作品の根底あたりに横たわってる自分自身の根性みたいなもの。
弱い人間ばっかり、駄目な人間ばっかり書いて、それが、すごくいやになる瞬間があるのです。昔サイバーパンクSFを批判した作家が、「彼らが書いている人物は人間のクズばかりだ」と言ったという話を聞いたことがあるのですが、それとまったく同じ気分になる。
私は、原作においてはもっと正しく、強く、そして前向きな人たちを、人間のクズに貶めてるだけなんじゃあないかって。
オリジナルだと、登場人物はみんな《うちのコ》だから別にいいの。どんなに駄目でもクズでもしかたない。私のコだから、私にある程度似ちゃうのは不可抗力です。もっと別の人に書いてもらえればしあわせになれたんだろうにね、と彼らに申し訳なくなることはいくらだってあるのだけれど。
でも二次だと駄目だ。
あのコたちはうちのコじゃない。もっとちゃんとした場所にいれば、もっと、きちんと生きられるはずのコたちなんだ。
そう思うと自分の作品がどうしようもなくはずかしい気分になり、何もかもを廃棄したくなってしまうのです。
そう思っちゃったら潮時…とまではいかないけれども、同じことを続けてはいられないのかなとふと思います。
私は私の書くものがすごく嫌いなのです。吐き気のする、クズみたいな、クソみたいなもんばっかりだと思う。でもそれが私の一部であることは間違いないから、書かないわけにはいかない。お友だちに言われてしまったけれど、私は、「書かないと死んじゃうマグロみたいなかんじの生き物」だからです。
でもいくら自分の一部だからって、こんなクソッタレなもんを愛せるわけがないです。だからせめて、せいいっぱい、作品としてのクオリティを上げる。人間の死体だってせめて肥料くらいになれる。蛆虫だってモノが朽ちて何かのためになるほかの何かになる役に立ってる。そういう気持ちで。
でも、そんなもんに、私自身以外の作品を、付き合わせるわけにはいかないんだ。
なんかすごくダークな気持ち…
ウツ日記ですいません。でも、真面目にそういう気持ちだったのですよ。こういうネガティブ創作者もアリっちゃアリだよねと自分をなぐさめごまかし甘やかしながら日々頑張ってます。うちは、そういうサイトだったのですよ。読んでくださる方には、本当にごめんなさい…
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