オリジナルサイト日記
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気の会う人と本の悪口を言うのはすごく楽しいです。(笑
そんで、今は主にミステリがはやらないという愚痴を言ってみたりしました。
「ハヤカワSFが無いんですよ… 本屋に… ル・グゥインもティプトリーも無かったんですよ…orz」
「すいません、SFは分かりません」
ショック… を受けるのはSFオタクを認めたことになるのかしら。
昔、まだ新本格が出たばかりの頃、買った本がつまらなくて投げた話とか、最近の純愛小説はドロドロした情念が足りなくて萌えないという話とか、純文学って結局なんなんだよ議論とか、真面目に文学を勉強したことが無い人たち(私は教育先方は理系)の文学論争はひたすら不毛で楽しいです。
あと楽しいのは、宮沢賢治の悪口?
宮沢賢治は神経過敏の癖に生活力のないお坊ちゃまで、書いている小説に出てくる連中もみんな中二病で、でも、そのヒリヒリした過敏な感じがいいんだよね! という悪口が大変もりあがります。
そして比較対象として持ってこられるのが谷崎潤一郎。共通のラブ作家なので。
二人の比較を言ってみて、仮にここに****(なにか汚いものを入れること)が入っていたコップをきれいに洗い、それにお茶を入れて飲ませてみたところ、二人の反応は違うだろうということで結論をつけました。
宮沢賢治:血相を変えてトイレに駆け込んで吐く
谷崎潤一郎:「へええ、そんなものを入れてたコップに入れると、お茶もこういう味になるんだねえ。…もう一杯!」
どっちがいいってもんじゃないですが、どっちもあきらかに変な反応だってところがいいよね!(笑
あとは、”ダークファンタジー”っていうジャンルがなんなのかとか。
ようするに真・善・美とか、正義とかを無視ってるファンタジー? といってもいまいち通じない。いい加減な定義ですからね。私はダークファンタジーがすごく好きですが、それをどう説明しろと言われても難しい。
ホラーファンの複雑なハート? みたいな…
「怖い小説はホラーなんだよ!」
「ラヴクラフトは怖くないよね」
「ラヴクラフトは怖くなくてもホラーなんだよ!!」
私はホラーが好きですが、ほんとうに怖い小説は読みたくないです。(複雑
でも二次創作とオリジナルの相関関係ってビミョーだなーと最近とみに思います。
私はもともとキャラメイキングがむちゃくちゃ苦手なので、オリジナル小説のキャラクターも、容姿・年齢・性別などをいじった、元・版権キャラクターってことが非常に多いです。だったらパラレル小説はキャラクターの名前だけ変えるとオリジナルになるの? といわれると、なる気がするんですよね…
ただ、パラレルはパラレルといって、最近書いているものがハードSFだったりするので、もしもオリジナルで書いたら、絶対に読んでもらえないだろうなあ、と思うことも頻繁にあります。でも二次はジャンルの人にしか読んでもらえないし。迷いますね…
まあ、そこはそれこれはこれ。
オリジナルだとオリジでしか書けないものを書くし、二次だと二次でしか書けないものを書くし。
日々精進します。(結論)
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