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不定例でセッションに参加してるTRPGサークル、『シダの会』にて、今日、新システム『ブレイド・オブ・アルカナ』の単発セッションに参加してまいりました!!

つっても、『ブレカナ』自体は新しいシステムでもなんでもないんですが。(笑
最近、該当のサークルのなかで流行ってるヨーと言われ、先日の誕生日にプレゼントしてもらったルールブックを手に、じゃあ、参加してみようかと行って見たのが今回のセッションでした。

……ですが、何が起こったのか、むちゃくちゃすごかった。
いろんな意味ですごかったため、一言では解説できないんですが(笑 キャラクターだけ、概要を説明しておきます。

PC1 ゼルギアス・R
過去の戦争で体の大半を自動人形に置き換えるという手術を受けた戦士。総じて物静かで冷静な印象を受けるが、戦闘時には自動人形だという特性を生かし、文字通り、体が稼動不可能限界に達するまでの獅子奮迅の戦いざまを見せる様は、まさしく、『戦神』の一言に尽きる。
過去の改造手術によって記憶を失っているが、あまり気にしていないらしい。もう20年も年を取っていないため20代後半の見た目なのにオヤジ(笑) 今回は、かつて身体に改造手術を施したドクトル・キルの依頼によって町を訪れる。

PC2 マリーヒェン
白いドレスを着た、13・4歳ほどの見た目の可憐な自動人形。ドクトル・キルの娘。
実はその身体には人間の魂をからめ取る力を持つ『命の水』が満たされており、その体内に存在する魂はかつて死した女性『ヴィルギーニア』のものであるらしい。現在はさる令嬢の下でメイドとして働いているが、その人辺りの良さ、愛らしさは実は感情制限によるものであり、後半は『悲しみ』を知ることが出来ない自らの存在性との葛藤に苦しむこととなる。
見た目は可憐な自動人形だが…… 実態は体内に『虚無』を宿した魔術兵器であり、ゼルギアスと同じく、リミッター開放時には危険きわまりない魔術兵器と化す。

PC3 カール・フォン・シュナイダー
元貴族の若き司祭。通称、『おぼっちゃん』もしくは『ヘタレ』(笑 マリーヒェンのかつての魂の器であるヴィルギーニアの恋人であったのだが、彼女の死によって心に深手を負い、世界をさまよう旅に出ている。
ヴィルギーニアの兄、ケーニッヒは妹の魂を呼び戻すために魔道に手を染めており、カールはケーニッヒの所業の罪深さと、彼自身の望みとの葛藤の間に苦しめられていた。
……が、ケーニッヒを倒した後、なぜか「ヴィルギーニア」の名前よりも「ケーニッヒ」のことばかりを懐かしがっていて、実はホモじゃないか疑惑が浮上。EDでヴィルギーニアとのつかの間の再会を果たすも、結局、疑惑は解けないままだった。(笑
落ち込んだときには実にわかりやすく飲んだくれており、そのやさぐれっぷりがラブリーで、死んだ恋人にまで心配されていた。戦闘のときだけ指揮能力のせいで強そうになるラブリーなへたれ。

PC4 ラ・トラヴィアータ (私のキャラです)
凶暴・狂犬・横暴と三拍子揃った賞金稼ぎ。とはいえ、この世界だと賞金稼ぎは治安維持の仕事もしているため、実質は警察官の一種だと思ったほうが正しい。18歳の女で魔剣使い。口調はガラッぱち、行動は乱暴だが、心根には一本の筋が通っているため、人からは信頼を寄せられるタイプ……らしい。
実は子どもだったころに誘拐され、破壊工作員として教育を受けていたため、名前・子ども時代・家族関係などを持っていない。その当時のトラウマからは、現在は開放されているように見えているが、彼女の心の闇は意外なところに派生し、町を襲う災禍と化すことになる。

PC5 ジルフェ・ジルベール
銀の髪と白い翼をもつ清廉な戦乙女。そして、『幸福の王子』におけるツバメさん(笑
町を見下ろす英雄、アン・ザ・キャシウスの魂を宿した銅像の元に留まり、彼の魂との語らいの元で、町へささやかな幸福をもたらすための使者となっている。この世界の『ヴァルフェ』は一種の魔神の使者であり、闇の眷属であるはずが、なぜ、そのような生活を選んだのかは、謎に満ちている。ひょうきんな元英雄と、クールな戦乙女の取り合わせは、何か牧歌的でもあり、一部の町の住人たちの間では、彼女の存在は「天使」として噂に上っていたらしい。(半分捏造)
最終的には物語の全てのパーツをつなぎ合わせるための使者となり、街を襲う災禍を退けるために尽力した。結果、彼女のもとに訪れた結末は悲劇的なものだったが、そのすべてを哀しみながらも凛然と受け入れた美しき翼の乙女である。
……彼女の余りの清廉さ、可憐さに、私はシナリオ途中からメロメロになり、プレイそこのけで萌えまくっていた。ダメじゃん。ジルフェはてんしなんだよ! とEDで主張したくらいだから、かなり重症。(『リルルは天使なんだよ!』と同じ言い方(ドラ映画より))


えーと、システムになれないため、戦闘がキツかったです……
ブレカナは、三つのクラス(アルカナ、と呼称される)を持ち、それぞれの技能と『奇跡』を獲得するんですが、その『奇跡』の使い方がむちゃくちゃ難しい。『奇跡』は基本的に他の手段では対抗の使用が無いほど強力なため、必然的に、「いかにして手持ちの『奇跡』を有効活用するか」が一番の問題ごととなってくる。
後半2時間くらい、ずっとラストバトルだったんですが、その内実はたったの「3ターン」だったということからも、そのややこしさが分かるでしょう(笑
結果、最後はジルフェの犠牲の元に辛くも勝利を収める、という哀しい展開のため、若干1名のPLはずっと泣きっぱなし(マリーティアのPLさん)。でも、そういう辛さがまたゲーム的なオモシロさにつながっていて、非常に緊張感のあるよいセッションでした!!

で、ブレカナは来週も、来月も続くのです。しかも来月からのはキャンペーン。(ミニだけど)
TRPGってのは、「いかにルールを把握しているか」が勝敗を納める部分が非常に大きいため、次回以降は私もキャラメイクを自分でやり、本気でがんばらないとなーと思っております。
今回のキャラは遊んでて楽しかったのですが、スペック的に不満を感じたのがやっぱり大きかったかなあ。無難に戦える戦士系を……って注文で作ってもらったため、たしかに安定した性能はあったんですが、一部に特化した特殊能力が無かったのがちょっと残念だった。
とはいえ、そういうマンチキンなキャラは自分で作れ(笑) ルールを把握してる人の自作キャラのが、やっぱり強かったし!! 

というので、次回もブレカナ頑張ります。
でも、やっぱり私的には萌えが大きかった。
ジルフェさん~、ジルフェさん~、ジルフェさん~~!!
ああーもう、ヴァルキュリーがこんなに萌えるなんて知らなかったよ!! 最高でした!!(いい笑顔)
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