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AriProject関係の映像を探してたら、すごいのをみつけてしまいました。

ナルシス・ノワール ハルヒVer
http://www.youtube.com/watch?v=hbcP5q87FXc&eurl=http%3A%2F%2Ftarasuko44%2Eblog91%2Efc2%2Ecom%2Fblog%2Dentry%2D391%2Ehtml

”ナルシス・ノワール”は兄とその友人との禁じられた秘めやかな愛を、幼かった妹の視点から歌った哀歌です。
しかしそれにこういうふうに映像をつけると……  びっくりだ!
そもそもハルヒ自体はBL要素はほとんど無い作品だったはずなのに、なんなのだろうか、この濃厚な黒水仙の香りただよう世界は。
アリプロは最近かなりオタクユーザーが増えましたけれども、歌詞とかは相変わらずかなりぶっとんでるのが多くていいなあと思います。
自分の中で非常に名曲だと思うのは、『ディレッタントの密かな愉しみ』と、『人生美味礼賛』。後者は腐敗と倦怠、快楽の香りをたっぷりとまとわせた美食を礼賛し、しまいにはカニバリズムの香りすら漂わせる歌詞が秀逸なのですが、問題なのは『ディレッタント~』のほう。
これは、言うなれば、『屋根裏の散歩者』の歌なのですよ。

天井の屋根裏に小さな穴があるの
夜毎軋む足音
その目が覗くとき
わたしの部屋は陳列台
体のパーツがばらばらにまどろむ

……そう、これは屋根裏の窃視者の存在を知りながら、その視線を愛し、そしらぬそぶりで彼の来訪を心待ちにしている乙女の歌なのです。
おそらく、その男は彼女にとって日常では接点の無い人物なのでしょう。なにか抜かりがなさそうな娘だから、もしかしたら彼の正体を知ってはいるかもしれない。もしかしたら彼は、過去だったならば家での自分の家臣なのかもしれないし、現代なら肉親ですらあるのかもしれない?
けれど、そんなことは娘にとってはどうでもいい。『視線』での愛撫。それだけが大切なのです。『埃まみれの髪を撫でてあげたいけれど あなたは決してここへは降りてこられない』。そういう異様な関係だからこそ、娘は彼を愛しているのですから、という歌。
……いわゆる、変態性欲というヤツなのでしょうかねえ。
往々にして歌ってのは変態性欲を美しく歌い上げますが、窃視症ってを女性の立場から、ってのは珍しい。


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