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ここ最近、かなりピアスがマイブームだったんですが、そろそろホールが安定してきてかなりいい感じです。
夏ごろには両耳で二つという普通なスタイルだったんですが、現在は左右合計が五個v

左:イヤーロブ(みみたぶ)に三つ。セルフが二つでショップが一つ
右:イヤーロブ(ショップ)、トラガス(病院)

昔スタジオで開けたのもあったんですけど、つぶれちゃったんですよねぇ……
いろいろやってきた結果、やっと、ホールが膿みにくいケアが身についてきた感じです。
とにかく、ありていですが、大事なのは《絶対に触らない》ってこと!
キャプティブリングはくるくる回せちゃうからホールが汚れやすくてよくないです。逆に、普通のピアッサーに入ってるような18Gのファーストピアスが意外といい。あとはラブレットでも短いのならいいのかも。
あとは、ほんとは禁じ手だと思いますが… 最初から抗生物質軟膏をガンガン使っちゃうこと。

私の場合、ケアの流れは
1.抗菌石鹸を洗顔用のネットで泡立てて、ピアスにつける
2.しばらく放置した後、ピアスを動かして洗い、シャワーでよく流す
3.綿棒で水気を取る
4.抗生物質軟膏をつける
って感じですね…
ホットソークはほとんどやらない。あれ、評判がいいけど、あんまり効果がある気がしないからなぁ。あと、ピアス用の滅菌ジェルもいまいちピンときません。
軟膏は、以前ホールがトラブルを起こしたときに、専門の美容整形外科で処方してもらった傷薬をずっと使ってます。他の種類のものを試したこともあるけど、やっぱり専門医院のがいいみたい。
皮膚が弱いため、現在でも、あたらしく開けたホールのピアスは交換していません。トラガスは軟骨だからそもそも交換できないしねー。
あと、普段アクセサリーピアスをつけないときは、完成してるホールにも、ボディピアスもしくはファーストピアス用のチタンを入れています。ピアスホールは何も入れないでおくとトラブルの元っぽいし。
トラガス(14Gラブレット入り)も、そろそろ安定してきたのか、薬をつけなくてもいい感じになってきました。
今、髪がベリショに近いくらい短い上に、色が真っ赤なので、シルバーピアスをつけるとかなりいかつい感じになります。
…なかなかいい感じです!(笑

《女の子は奇数個のピアスを開けていると運が向いてくる》という謎のジンクスを高校時代に聞いていたので、とりあえずはこれで打ち止めにする予定ですー(笑
まあ、実際奇数個ってのは落ち着きがいいなあって感じがしますしね!
とりあえず今は、トラガスに入ってるラブレットを可愛いのに交換するためのネジを探してるところです。前、ちょっとどっかで見つけた星型のガラスのネジがかなりかわいかったんだけどなぁ。 
通販でダイスとか石とかは取り寄せてるんですが、あんまり頻繁な交換は事故の元って気もしますしねー。

ほんとはもっと入れたいところもあるんだけどにゃー。
でも、耳以外のところのピアスは目立つ(耳でも軟骨は十分目立つけど…)し、ケアも大変なので、いまのところは入れる予定はありません。
そういや、ごくたまに耳にタトゥを入れてる人を見ますけど、可愛いですよねアレ。耳の後ろのところとか、自分だと見えないのでかなり《ないしょのタトゥ》っぽいですが、写真とかで見るとキュンとしてしまいます。
ピアス・タトゥは身体改造系でいちおう親戚扱いですからね…
そういや、牧野修のアシッド・パンクSF小説、『MOUSE』には、身体改造を大量に施してるフリークな登場人物がたくさん登場していて、胸がときめきました。ラバーウェア、ピアス、タトゥなんかが当たり前のように登場する素敵パンクSFです。
そこ以外どこにも居場所の無い子どもたちが、無数のドラッグを使用しながらパンキッシュに暮らしている《ネヴァーランド》と呼ばれる奇妙な街の物語……
きっと、パンクなビジュアルに反応される方には、たまらない内容なんじゃないかと思いますヨー>満月様

そのうち、アクリルダイスを五個入りとかもやってみたいと思います。
両耳で6D5ですね… ふふふ。(笑

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水仙、というと、『ナルシシズム』の語源ともなった、美少年ナルシスの寓話で有名な花でございます。
ナルシスは最高の美を与えられた少年であり、多くの女たち、果てはニンフたちまでもが、彼に恋をしました。けれど彼はすべてを拒み続け、ついには彼に恋焦がれたはて、エコーという名のニンフなどは、声だけを残して消滅してしまいます。
それを見て、ナルシスの傲慢な愛を嫌ったとある神が、クピドに命じ、ナルシスへと呪いの矢を放たせました。その呪いの名は叶わぬ恋。ナルシスは、水鏡に映った己の姿への、叶わぬ恋情という呪いを受けてしまったのです。
その結果、ひがな、言葉を交わすことも、抱き合うことも出来ない虚像を見つめ続けたナルシスは、ついには水へと落ちて死に、水辺に咲く清楚な花となって、ひとつの教訓を残しました。
すなわち、己自身のみを愛するという狭量な孤独は、ついには、死を招くのだ、という教訓を。

でも、このお話には、マイナーな異伝が存在するということは、あまり知られていないようです。
すなわち、ナルシスには、己と瓜二つの姿をした、名も知られぬ、双子の妹がいた―――
けれど妹と死に別れたナルシスは、嘆きの余り、亡き妹の面影を水鏡に求めて、死にいたったのだ、と。



『水仙花』というゲームを、現在プレイ中です。
発行はビジュアルアーツ、05年発行。音楽・作曲がさっぽろももこさん。一部でカルト的な人気を誇るゲーム、『さよならを教えて』でその存在を知ったサウンドプロデューサーさんです。
お話が場面ごとにチャート分岐して、あたらしいアイテムを手に入れると次へいける、っていう展開が奇抜にしてめんどくさい。でも、一番最初に『トゥルーエンド』と名づけられた一つのシナリオを見たら、そんなめんどくささもぶっとびました。
前評判どおりのメタゲーです。このシステムもきちんと生きてる。面白い!
物語は、すべて、冒頭の言葉どおりに進むといっても過言は無いでしょう。引用します。


主人公、光一。

財閥、大柳一族の青年当主である彼は、
全てを手にするが故の空虚で怠惰な毎日を過ごしていた。

しかし、そんな彼の無色人生は、ヒロインとの出会いにより、有色に彩られる。

始まる、官能の毎日。
昼夜、場所、問わず構わず行われる交わり。
望む――ただ、それだけで。

そんなポルノにさえ、きょう日祝福は与えられる。

果てに待つのは「ヒロイン」との「永遠」の「約束」に裏打ちされた「真愛」を得ての「大団円」

そう、終劇は拍手と喝采に祝福される。
その姿がどうあれ、もっともらしい自己陶酔の納得によって。

その、はずだった。
けれど、渦巻く謀略はそれを良しとしなかった。
そして、新たに姿を現した物語は――

――狂っていた。
――とても狂っていた。
――どうしようもなく狂っていた。
――狂いきっていた。

そう、少年少女は立ち上がり、「愛と感動の物語」に反旗を翻したのだ。
自らの幸せを得るために。
もう二度と、不幸の繰り返される事の無いようにと願って。

これはそのまま引用です。これだけでも、魅力的で、メタフィクション好きにはたまらない。
ついで、付属冊子についてきている文句も、刺激的なものばかりで、バシバシツボを付いてきます。

『エロゲー、お好きですか?
 でしたら、お勧めいたします。

 変り種、お好きですか?
 でしたら、お勧めいたします。

 愛に奇跡に約束に、
 少年少女が殺されて、
 そのいたいけな様に
 涙する、拍手する、喝采する。
 ―――お好きですか?
 でしたら、お勧めいたしません。

 世界、壊れてほしいですか?
 ひっそりと消え去りたいですか?
 ねえ?
 生きること、許せますか?』

『愛と怒りと / 死と希望と
 哀しみの / 感動の
 悲劇的 / ザ・公開
 ストーリー / 自慰ショー』

いまんところ遊んでる感じだと、不思議と、『グラン・ヴァカンス』に似たものを感じます。
すなわち、これは舞台裏の物語。美しい舞台の上で繰り広げられる、典雅な、清冽な、感動的な物語のその裏で、美しいヒーローとヒロインの純愛の物語の下、踵下に累々と積み重ねられた、犠牲者たちの怨嗟のモノローグ… って感じか。
とりあえず、冒頭でいきなり度肝を抜かれたのが、『ヒロイン』が、男の子だってこと… 『少年』と書いて『ヒロイン』と読む。なんという力技。
でも、パッケージを見ると、そこにはヒロインであるところの天内衛くんの他にもうひとり、可憐な美少女さながらの少年が、描かれているのですよねえ。髪の色が違う以外は衛くんに瓜二つ。
そうして、タイトルが『水仙花』であるってあたりが、なんとなく、生きてきます。

作中でばらまかれるフレーズは、なんとも断片的なものばっかりで、まだまだ真相は分からないのですが、たくさんの『純愛の物語』へとつばを吐きかけるような言葉の羅列には、なんとも刺激的なものを感じます。

まあ、まだプレイ途中なので、そのうち続きを。
―――まあひとまず、テキストは雅文調で美しいですが、正直、ぜんぜんエロくはないです。(きっぱり)
でも声優さんたちの、いかにも演劇的な、独特の台詞回しが、慣れると癖になってきますねー。とりあえず御門お姉様と小夜の二人に萌え。そして、なんともあざといBGMが素敵。『グラン・ヴァカンス』になりますが、いかにもノスタルジックな押し付けをたっぷりと塗りこめた、という偽古典風の雰囲気が作品にあってます。

現在、二次創作をやりながら、『文章上に存在する、擬似コンピューターウイルスとしての版権キャラクター』って概念について考えているのですが、なんだか参考になりそうな雰囲気です。
あんまりメタフィクショナルなものを二次で書くのもどうにかって感じですが、楽しみではあります。
拍手、罵声、冷笑、罵詈雑言、無視。

……うーん、名作。


現在、私は三つ日記を持ってるのですが、たぶん一番マイナーなのがここー。
(mixiは友だちが見てるし、オタ日記はえらいことになってるし)

なので、今日、久しぶりに小説をかたってみます。というよりも、ひさしぶりにいろいろ考えたのかしら。
私は最近、カウンセリングで、小説の話ばっかりしています。
ここ数年病みついて、まともに人間らしい生活がおくれていないのですが、ここ数ヶ月はいままでとは違う意味でちょっとピンチです。体重ががりがり減っていって、一月で3kgくらい減ったかな… ご飯が食べられないから当たり前なのですけれども。もうちょっと進んだら、たぶん、薬を飲まないとだめになるはず。
「小説の書きすぎじゃない?」と人から言われる(苦笑) 
たぶん、その通りだと思いますけれども。

で、今日カウンセリングで言われたのが、「由仁子さんって、自分だと感じないことや考えないことでも、小説だと上手にかけるのねえ」ということ。
ずいぶん以前から、言われてたことなんですけどね!!
特に今は、二次創作であたらしいジャンルに入って、さらに自分の力が充実していくのを感じています。傲慢かもしれないけれど、でも、《上手く表現できる》《書きたいことが自在に書ける》っていうことの幸せさは、ほんとうに、比較の仕様が無い。小説というものには心血を注ぐ価値があると思う瞬間です。

プロットにおけるトリック、指先小手先の文章表現、キャラクターの感情の細やかな表現、物語を全体で見たときの調和と不調和。

私はたぶん、普通の人間を100点で評価したら、43点くらいの人間です。
でも、そこに《小説を書く》ということを足したら、合計で80点をきっと越えられる。もしかしたら、100点にだってなれるかもしれない。だって、私は、《自分が43点の人間である》という事実のおかげで、《世の中には残りの57点の世界がある》ということを知りうるのですから。

これってものすごいことです。
足りないという事実で、他のことを、知ることができる。

《できない》は、ただの《できない》じゃなくて、《できないことを知っている》ということになる。
《できる》ことは、ただ、《できること》としてしか書けない… でも、客観的に見たとき、《できない》は書くことが出来る。ものすごくリアリティをもって。だって、私の目から見た《できない》は、きっと、ほかの人から見た《できない》と、すごく似ているはずだから。

ややこしいんですけれどもね。

コンプレックス、嫉妬、卑屈さ、すれ違い、嫌気と倦怠、無駄になる善意、傷つけるだけの愛。
そういうものの種は、全部自分の中にある。私はそれにちょっとづつ嘘を混ぜて、きれいにすればいい。あるいは大げさに醜さを強調して寓話にしてやればいい。そうすれば、全部が物語になれるのです。魔法みたいなもんです。絵を書くようなものかしら。
たった三色の光でも、理論上は、万色を表現できる。必要なのはただ技術と熱心さ。倦まずたゆまず続けること。あきらめない愚直さと、自分自身へ対する正直さ。
私は普通の人間より明らかに足りないことの多い人ですけれども、その《足りないこと》があるから、物語を書ける。

オリジナルを書いていると、私は、小手先の技術と、テーマへのこだわりと、プロットを面白く粉飾するっていうことに、振り回されていました。
でも二次創作には、キャラクターデザインも、プロットすらも必要じゃない。そういう世界で自分をあたらしく見直すと、成長できるんだなあと思います。
かといって小説には、やっぱり、プロットというものの魅力と、文体の洗練が絶対に必要だとも思う。あとは物語を骨太に作りあげていく地道な努力。これは二次創作だと必要ないから、ついついサボりがちになる部分。

両方を経ると、自分自身の実力が確実に増していくっていうことが感じられて、ものすごく楽しいです。
私はささやかな書き手で、できないこともすごく多いけれど、でも、自分がたった今、《書きたい!》と思うことを表現できるだけの能力は保持できている… という気がしています。
これもただの傲慢な思い上がりに過ぎないのかもしれないけれども、ただその瞬間瞬間に、自分の書いているものに対する自信と誇りを持つってことが重要だってのも、ある程度は感じていることです。

今、二次創作で、私はすごく暗くて哀しいものを、書きたいと思っています。
なんていうか、絶対に分かり合えないというすごくありふれた悲劇を書きたいと思う。
相手のことが大切で、理解したくて、傷つけて、疲れ果てて、全ての努力が無駄になる。でも、その過程をふりかえったとき、「何もかもが無駄だった」という事実の中に、ほのかに、たったひとつの本当のものが見える。
本当の愛と誠実さが、むちゃくちゃで意味の無い混乱と挫折の中に、ほの見えてくる。
そういうことが書いてみたいと、今、思っています。そして、もしかしたらそれが出来るかもしれない、っていうことが感じられて、すごくわくわくする。

マゾヒスティックな感情かもしれないけれども、ときどき、自分のどうしようもない惨めさの中に、私は、物語を書くっていう喜びを見つけています。
食べたくてもご飯が食べられず、悪夢で目覚めて惨めな思いをして、結局自分を地獄に叩き落すことができるのは自分なんだなあ、と思う。臆病さで助けを求められないから孤独になる。助けを求めて手に入れられなくて哀しくなる。病人っていう人種特有の、ものすごく臆病な、自己保身のための人の顔色をうかがってばかりいるという卑しさ。
でも、私がこれを感じてるってことは、私がこれを書けるってことじゃないか! と思うと、なんだか全てがどうでもよくなってしまう…

このまま自分は駄目になっていくのかもしれないし、ならないのかもしれないし。
でも、どっちに進んでも、そこには新しい物語が、きっと待っているはずだと思います。
まだ私は若造なのに、今、こんなにたくさんのことが書けるってことが、うれしくってしょうがない。
このあと、もっと年を取ったら、もっとたくさん哀しいことや嬉しいことがあったら、もっと他に物語が書けるはず。
ただ、物語を書いているときの嬉しさ、楽しさってのは、きっと、他に無いと思います。
この瞬間、この喜びと誇らしさのためなら、何を引き換えにしてもいい… というのはさすがに大げさですけれども(笑) でも、書くことというもののくれるものの大きさってのは、それくらいすごいものだと思います。

私は、日本人として生まれて、今の時代にいて、こういう生き方が出来て、本当によかったなぁ。
日本語に習熟できて、小説を書いて、そのために必要な資料も、時間も、十分にある。ありがたいことに、決して多くはなくても、読んでくれる人だっている。

小説を書くことは、ものすごーく、幸せなことだと思います。
きっとこれは小説だけじゃなくて、絵でも、音楽でも、もしかしたらスポーツでも、《何かを表現する》ってことに自分を燃やし尽くすことができる瞬間がある人は、どんな人生を送っても、どんな不遇と不幸を託っても、ある意味においては、最高の幸福を得ているんじゃないかしら。

それくらい私は、小説を書いていて幸せ。
そういう話です!



アキバ行ってTRPGやってきました。(簡潔)
普段参加してるサークルとはぜんぜんベツモノの集まりなので、味わいが違ってて楽しかったです。今日は元来同人のお友だちもつれてったしね!! TRPGは生まれて初めて遊びますーという方。でも、即興の恋愛モードへの対応が異常に早かったのは、やっぱり、いつもいっしょになり茶とかをやってたせいでしょうか……?
今日のキャラはバロールピュアの変則支援系、というか敵妨害系。古代種。ワークス/カヴァーは、ねこ/ねこでした。つまり猫です。オーヴァード猫です。
ある程度経験点があってはじめて言えることですが…… バロールピュアの古代種って、マジで、反則だった(笑
一度GMをやったときにバロピュアっ子に泣かされた経験から、バロールの妨害系特技を中心で取り、さらに《時の棺》《孤独の魔眼》さらに《黒星粉砕》と単発優秀エフェクトをすべて取得。それだけだとキッツイ&経験点のおかげで余裕があったのでDロイス:古代種をとって《フラットシフト》と《イモータルライフ》を習得。
一言で言うと、鬼、でございました(笑
《フラットシフト》+4D10攻撃特技は鬼コンボ……
ちなみに、予備のために作っていったもう一つのキャラは、一言で言うと、「従者を複数作り、ブラックドックの白兵特技を持たせ、複製体の《融合》で誰かに貼り付ける」というキャラでした。GMには「えげつない」といわれました。使いたかったけどまあ仕方ない。後悔はしていない。(笑

メンツの半分がFHエージェント、UGNエージェントがひとり、オーヴァードだけど何も知らない一般人がひとり、ぬこ一匹(笑) というメンツのせいか、大変に笑いあふれるセッションでした。
気付くと冗談で出したロイスキャラがNPCヒロインに格上げされていてびっくりしたりもしましたが、まあ、それは次回以降の回収でしょう。

メモ:NPCヒロイン 椿屋 細 (つばきや・ささめ)
祖母と叔母と一緒に暮らしていた14歳の女の子。一言で言うとツンデレ(笑) 幼馴染の坂崎アシルこと「悪魔くん」とどつき漫才をし、周りから恋人認定されていることを怒りつつも否定をしていなかった平凡な女の子。
しかし、大人しくてトロいアシルがオーヴァードであることも、愛猫メアリーの正体が《命婦のお業(みょうぶのおごう)》という千年生きた化け猫だったことも知らない典型的な初期ロイス一般人…… だったはずが、なぜか実は起源種オーヴァードだったことがわかって拉致される。
次回以降敵として出てくるかもしれない……



今日は恒例のシダの会でのTRPGセッション。ちょっとした事情により内容変更。最近おなじみの《BofA》にて、単発セッションを遊んできました。
最近はまともな子をやってるから、たまにはマッド分を補充するぞ~と張り切る自分。キャラクターメイキングをやりながら他のPL様と相談して、『補助型のブースター』を作ることに決定!
……まぁ、要するに意思を持った魔法のアイテムを、プレイヤーとして遊ぶことにしたのです。

いつも参加してるキャンペーン、『北へ』でおなじみの《英知の福音》、または《なんでも出てくる便利な魔術書》ことグノーシス・エヴァンゼルさん(笑) が意識にあったのもありますが、最近大好きな遊戯王の千年アイテムを意識してたというのもありました。とにかく今回は魔法のアイテムを遊ぼう! と決定。

その結果出来たキャラクターは、なんと、『ガラスのくつ』。
通称、というか愛称はリケ。ガラスのくつなんか普通に履いたら壊れて当たり前なので、見るからにマジックアイテムです。ところが問題発生。
それを履いた女性に栄光と権力をもたらす『ガラスのくつ』は…… 実は、愛を弄ぶ魔神によって、ハイデルランドに混沌と絶望をもたらすために作り出された、呪いのアイテムだったのです!

あれ、どういう経緯でそうなったんだっけ……?

まあ、リケは基本的には人間に化けて行動。幼い少女的な言動と、無邪気に見える行動、けれど、呪いのアイテムらしくしっかりと人を誘惑し人を陥れる(笑) というキャラクターに相成りました。
見た目はどことなくみすぼらしい風情の12・3歳の痩せた少女。ただし、真っ白な髪と真っ白な肌、ガラスの靴をモチーフにしたペンダント、そして、どんな路を歩いても決して傷つくことも汚れることも無いやわらかい素足が特徴です。
ストーリー当初の契約者(ただし不完全)は幼くして領主となった貴族の娘、フランカ。けれど彼女は警戒したのかリケを履いてくれなかったので、リケはおよそ5年間ただの置物(苦笑) としてフランカの話し相手を務めていました。ところが、そこに現れたのが野心と渇望を抱いた聖痕の娘、ガルネット。
「手に入れたものに栄光をもたらす美しいガラスの靴」に興味を持っていた彼女はリケに接触。けれど、リケの返事は呪いのアイテムらしく、残忍極まりないものでした。

「かわいそうにね、にせもののお姫さま。
あなたは男の人に見てもらうためにみんなの前でおどったことはあっても、王子さまに抱きしめられて、みんなに見つめられながらおどったことなんてないんだわ。
わたし、だからあなたの靴になんてなれない」

……ガルネット、憤激。
その後、ガルネットはリケへの復讐心からフランカへの協力を申し出て、半ば強引にリケを譲り受けます。リケと契約を結ぶガルネット。リケは彼女に大いなる力をもたらし、ガルネットは、街へと攻め込んだ山賊たち、およそ100人を一瞬にしてすべて抹殺するという凄まじい奇跡を起こします。
その後、魔剣に魅入られた男との戦いの中で、リケの力も用い、魔法使いとして活躍を見せたガルネット。ですが、戦いの中でリケの本性に気付きます。闘いが終わって後、リケを嫌い、打ち捨てようとするガルネット。
ですが、『ガラスの靴』を収めたトランクは、なぜか、幾度捨てても彼女の元へ戻ってくる……
そして、彼女の耳には、無邪気な歌声が聞こえるのです。リケの歌声が。

「知らないはずじゃなかった 一度はいたら死ぬまで おどりつづける魔法の靴で 心も体もフラフラ」
「踊り子とあかい靴 ふたりきりの舞踏会 わたしが疲れて倒れるまで おまえが破れて壊れるまで」

なんというのろいのアイテム……

その後の飲み会だと、「DPが減る」「むしろSANが減る」とさんざん言われました。あー、楽しかった~
たまに悪い子をやらないと、ストレスが溜まってしまうのですよ。TRPGってそういうもんです♪(違)
ちなみに飲み会だと、同じくシダの会所属の通称神GMことKさんと、青臭くも正義感の強い青少年のロールを得意とするMさん(女性)とTRPG談義で盛り上がる。
Mさんは正義の味方キャラを演じるよねえ、という話にスタートして、「結局、正義を完全に捨てるキャラって演じられないんだよね」という話に。おお、私の逆だ。魂がカオス属性だといわれた私と(笑
女神転生をテーマに、たとえば、の話をしてみたり、「冷たい方程式」の話とかをしてみたり……

「たとえばここに、親兄弟からも見捨てられたひとりぼっちの孤独な子どもがいる。その子は一匹の悪魔と親しくなる。悪魔はしだいに大きくなり、周囲の人間を害するようになる。
だが、悪魔を殺そうとすると、子どもは、”殺さないで。この子はわたしのたった一人の家族なの”と訴える。また悪魔は、”私が死んだら、誰もこの子を守ってくれない”と訴える。
さあ、どうする?」

―――って設問をしてみたり。

「だが、お前に殺された人たちはどうなる? あの人たちにもみんな家族がいたんだ。お前にいくら大切な人がいるからって、他の人の大切な誰かを奪っていい理由になんてならない!」
「……とか言うと思う」 というMさん。
「人間たちはいつも同じだ。10人のために一人を殺し、100人のためなら10人を殺す。100人のためなら1000人を…… ならば私が1人のために10人を殺して何が悪い。お前たちと同じことをしているだけだ!」
「……とか言わない?」 とか答える私。
その後結論は出ないけれども、Mさんとぜひセッションしてえ! それもPC1(主人公)をMさんにやってもらって、PC2(ヒロイン)として口説いてもらいてえ! と熱説する私。
「私、好みのタイプじゃないと口説けないんですよねえ」
「人間的に好きになった子は、ついつい、『俺がお前を守る!』って言いたくなっちゃうんですけど」
Mさんよ、それを世間の人は”天然タラシ”と言うのですよ。
とにかく今度の目標は、MさんのPCに口説いてもらえるような魅力的な女性キャラを演じること~。来月の頭にはどシリアスなキャンペーンの続きもあるし、楽しみです。がんばるぞ!
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