オリジナルサイト日記
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もうすぐバレンタインデーだから…
上げる相手もくれる相手も思いつかない!ふしぎ!!
でも製菓材料が豊富で嬉しい時期なので、お菓子はつくろうと思います(´・ω・`)
ところでずっと怖くて拍手を覗いていなかったのですが(更新してないから)、
ひさしぶりに見たらコメントを戴いていたのですね。本当にありがとうございます。
【スノウ・ドーム】は事情があって公開停止にしてますが、たぶん一月くらいたったらまたリンク開通させると思いますよ~。アレ自体は好きな作品なので、消すつもりはいまのところ無いです。
【lain】のゲーム版はニコ動にあがってますね。見ていると眠くなるというか、悪夢に誘われるような展開が独特ですが… うp主さんが愛を込めて全体をあげてくれているようなので、じっくり見ていこうと思っています。トラウマオルゴール脳に残ります。
ところで、lainの内容が今の世の中を先取りしていたとかなんとかいわれていますが、実際にはあの内容は80年代中盤以降のサイバーパンクの影響の方が濃いような気がします。
あの時期の作品にはアングラ色が濃すぎて現実とそぐわない部分も多々あるんですが、実際のとこ、今のネットの現状を見るとどんどんサイバーパンク化が進んでる気がするんですよねぇ
ネットワークを頭に直結することを、当時の作品だと【結線された(ハード・ワイアード)】って言葉で呼んでたみたいですね。
でも現状のネットで、つまり主についったーとかみくしとかで無数の声が垂れ流され反響している様子は、実際に脳内にジャックを差し込んでないだけでワイアードしてるのと大差ない気がする。しいて言うなら【ソフト・ワイアード】とでも言えばいいんでしょうか。なんかようわからん話になってきたぞw
調子が悪いといえば私も現状仕事をしておらず、あまりリアルはまっとうに進んではおりません。つまり、リア充爆発しろ!なわけです(笑
あと、白雪姫についてのコメントを下さった方、ありがとうございました。
気付けばクライマックスで放置しているアレなんですが、できれば春先までに完結させたいなと思っています。
ただ、時間が空きすぎてしまったせいで文体が変わっちゃっているのに気付いて、今現在頭を抱えています…
なんか二次をずっと書いてると、文章がウエットになりすぎて困る。自制せねばなるますまい。
図書館で、わが敬愛する牧野修が綾辻行人氏とホラー映画について語り合う【ナゴム・ホラーライフ】を借りてまいりました。
このまったり~としたナゴム空気、たまらん…
とりあえずこれで絶賛されてるホラーは、ひととおり見てみたいと思います。まずは【プロフェシー】と【マスター・オブ・ホラー】シリーズと、【回路】と【口裂け女】と【エクステ】かな? 国産ホラーはあまり見てなかったんで、手を出すべきものが分かっただけでもありがたい。
【放送禁止】シリーズは【呪われた大家族】しか見てなかったんですが、面白そうだったんでまたまとめて見たいと思います。
ゾンビ映画は…どうなんだろう、ゾンビモノというジャンルがそもそも未踏の地なんですが、面白いんでしょうか?
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近所のツタヤが千円で四本レンタルをやってたので、四本借りて一日で見ました(うぉーい…)
さすがに途中で集中力が切れたけれども、どれもなかなか面白かったです。
ただぶっちぎりで頭一個抜けて面白かったのが「サンセット大通り」な!
古典名作としてあちこちで名前を見まくるはずです。
一瞬も目を離せないストーリー展開、それでいて気品あふれる抑制された物語、
今の時代じゃ決して見られない職人芸の舞台セット、
そしてグロリア・スワンソンの怪演……
白黒映画の画面って、どうしてこうも美しいのでしょうか。最も、美しくない駄作は時に埋もれて消え去ってしまい、今は本物の傑作しか残ってないからかもしれない。
今回、どこかの映画レビューで「サンセット大通り」のことを「館モノ怪奇映画としても傑作」というレビューを見たのが、ようやく借りてくる決心を付けたきっかけになってます。
その評価に間違いはナシ。ハリウッドにあるサンセット大通り、かつての無声映画時代の大スターが作ったかつての豪邸が今は荒れ果て、老女優とその執事だけが暮らしている、というシチュエーションはほとんどゴシック映画。ていうか、吸血鬼映画。精神的な意味で「吸血鬼」を捉えるなら、老残の大女優ノーマ・デズモンドはエリザベート・バートリを髣髴とさせる女吸血鬼にも見えます。
借金を抱えて逼塞しているB級脚本家ジョー。彼は借金取りに車を取られそうになり、ひょんなことから荒れ果てたとある大邸宅に迷い込みます。無人とばかり思っていたその邸宅には、かつての大女優ノーマ・デズモンドが暮らしていました。
無声映画時代に一世を風靡したものの、もう20年近くもヒットが無く、世間からは忘れ去られているノーマ… 半ば狂気に陥り、誇大妄想から書き出した長大な脚本の物している彼女に声をかけられたジョーは、ノーマを騙して一時その邸宅に隠れ住もうと目論見ます。
ですが、はじめはノーマを利用しようと思っていたはずのジョーが、やがてはノーマの狂気にからめとられるようにして、彼女の屋敷にとらわれていき…
キャラクター配置としては、ノーマがドラキュラ伯爵だったら執事のマックスがレンフィールド、ジョーの立場はミナ・ハーカー。この話で唯一、健全で清廉なベティがジョナサン・ハーカーにあたる。
ただし、この物語にはヴァン・ヘルシングは登場しません。だって舞台は『彼らの王国』ですものね。誰もがヴァンパイアになることを望み、ヴァンパイア同士がお互いに肉食獣の争いを繰り広げ、敗北したものは死するのみ。そんな世界で誰が吸血鬼退治なんてするものかい。
最初は野心の匂いがする、ゆえに野暮ったいアメリカ青年だったジョーが、ノーマのモノになるにつれて洗練されて退廃的な美青年になっていく過程は… なんつうか… 素晴らしいですがおぞましいですね。
ジョーはノーマのことをかけらも愛してはいないのですが、とらわれてはいるし、魅入られても居る。そうやって堕落していく自分を知っていても、ノーマの狂気に負けて逃げることができない。
高価な煙草と金の煙草入れ、貴金属の似合う衣類やシャンパンやワインの知識。何もかもを手に入れても自堕落で自暴自棄になる。そりゃそうだ。いうなればその過程は、ノーマの「老い」の匂いが全身に染み付いていく過程なわけですから。
老女優ノーマは、カムバックを望んで「サロメ」の脚本を書いています。ところがサロメといえば処女にして少女、それゆえに周りの人間を破滅させるロリータ型のキャラクターで、そのあたりからすでにノーマがかなり可笑しい。
実際、作中だとノーマは、常に自分が22歳の瑞々しいスターだと扱ってもらいたがる。ところが、どうしようもなく老残の身を晒しているのが現実のノーマであり、そこの二つを同時に演じきるグロリア・スワンソンがまた凄いのですよ。
ネタはあえて伏せるが(みんな知ってる気もするけど…)執事のマックスのノーマに対する献身がまた、このグロテスクさを加速させる。ノーマは無謀で無知で愚かなんだけど、その滑稽さを見ていると、救いようが無い恐ろしさが向こう側に透けて見えてくる。
アレっすかね「サンセット大通り」の滑稽さは、髑髏の上に笑顔の化粧をぬったくってるような不気味さがある。そういうブラックユーモアは、今の映画からは絶えてなくなったもののような気がします。
あと、忘れちゃいけないのが、『サンセット大通り』はまだアメリカの黄金時代の香りが残る時期、1950年に公開された映画だってことです。
ノーマの屋敷全体に満ち満ちたごてごてした悪趣味も、彼女の着ているどこかエルテ風のドレスも、すべてがもう、「黄金時代のアメリカ」が持っていた優雅さに満ちている。優雅だからこそ、悪趣味になれるっていう…
最初からどう頑張っても悪趣味なものが上品ぶるんじゃない、真の意味で貴族的なものが堕落したときのエロティックさ。
一回しかまだ見て無いのだけれど、ノーマが使ってる船型のベット(ボートをかたどった形をしていて、天使やアラベスク模様とかがびっしりと彫りこまれてる)や、特注の車(シートはすべて豹の革張り!)、何もかもが金銭を一切惜しまないで作られてる。で、どれも埃にまみれて薄汚れていて、時代遅れである。
なんかねえ、もう…… わたしはあの家に住みたい。メイドになりたい。たぶん無理だけど。
オチはすでに知っていたのに、ラストシーンだと背筋がゾオォっとなりました。
怖いよグロリア・スワンソン。素晴らしいよグロリア・スワンソン。
金があるのに不幸な人間の惨めさ。『地獄に堕ちた勇者ども』に並ぶすばらしい退廃っぷりでした。
ていうか、堕落するのにも才能が必要なのだなーと思いました。そもそも、「落ちる」ためには高いところにいかないといけないわけで、そこからえいやっと飛び降りるんじゃなく、気付いたら自堕落にずるずるすべりおちてる、となるには、最初から成り上がるための努力なんてしちゃいけないっていう。
昔は「貴族」っていう人種が本当にいたんだなーっていう、そういう映画でした。
(もっとも『サイレント女優』が貴族かどうかは若干不明ですが)
ちなみにあと三本は以下の通り。
「永遠の子どもたち」:イタリアの子どもモノホラー。切なくも美しい話で佳作。トマスの仮面のデザインが素晴らしいです。あとは血の繋がらないシモンに対する献身的な愛情がね、なんなんだろうと… 中盤の冷媒云々が若干蛇足っぽかったのが残念。あとちょっとだけショックシーンあります。
「未来を写した子どもたち」:インドのドキュメント。…「ちょっとだけ集中できなかった時間も」にモロあたっててあまり憶えて無いよ!orz 売春街のおばちゃんたちの喧嘩が、どこの国も喧嘩は同じなのだなあという感じで妙に印象に残ってます。
「ティンカーベル」:ディズニー映画 見たよ!CGだって気付かなかった! 妖精の飛行モーションに「ファンタジア」の「こんぺいとうの踊り」を引用した由緒正しいディズニー系ファンタジー。あまりにもきれいでおとぎ話で可憐で、これが妖精の話じゃなかったらイラッと来てたかも。何故かラストの春の訪れのシーンで泣けました。ヴィヴィアはお疲れ様でした… しかし「高速飛行の妖精」って語呂が悪い。「風の妖精」じゃないのかしら。
「ザ・セル」と「サイレントヒル」は既に見ていましたが、「リサイクル・死国」というタイトルは初聞きです!
サイレントヒルのラストの、鉄条網が延びてゆくシーンは最高だったと思います~
今後も映画トークはちょこちょこでると思いますので、よかったらまた見てくださいねv>ミチヅキさま
あけましておめでとうございます。
昨年はまったくオリジナルに手ぇ付けてなかったことに気付いて軽く絶望していますが、そろそろリハビリがやりたい。というよりも、なまった腕をなんとかしたい。
何を書いたらいいんでしょうね? 書きたいネタは無数にあるのですが、どこから手をつけたらよいのか分からないのが困りどころです。
それはそれとして、今年の前半の映画が豪華すぎて俺の予定がマッハなんだが…
大本命はまさかまさかのティム・バートン版『アリス』です。あまりに驚きすぎて、夢をみたかとおもったよ。
アリスの映画というと、可愛い系ならディズニーのアリス、キモい系ならシュヴァンクマイエルのアリスと決まってましたが、中間領域が見当たらなかった。そこにバートンですよ。信じられん。しかもマッドハッターがジョニー・デップ…ですと…?
ハズレの要素が何一つとして見当たらないガッチガチすぎる組み合わせ。いったい何が起こるのよ。とりあえず、これは絶対に見に行きます。つーかいかないと嘘だ。
そして次は『かいじゅうたちのいるところ』。
これもストーリー概要を聞いたら、絵本のストーリーにどことなくジーン・ウルフ調を加味したような感じで素晴らしかったです。今日ビデオで見た『ラビリンス』にも一瞬ちらりと映っていたり、怖い童話系が好きだったら鉄板ですよね、『かいじゅう』。
すでに公開がスタートしてしまっているのは、ティンカー・ベルの映画の二作目…
ディズニー映画はあまりピンとこないことが多いのですが(作画はともかくストーリーがなあ)、ティンク関係はディズニーと相性がいいのか、正しく夢物語おとぎ話をしていて素晴らしい感があります。
だって、ディズニーの特徴といえば「ぬるぬる動く」「重さが無いかろやかな動き」「メルヘン的に徹底的にあく抜きされた世界観」だと思うのです。
これは、ちょっと普通の人間を描こうと思ったらマイナスになりかねない。でも、手のひらほどの大きさのピクシーを描くのだったら、これ以上魅力的な条件ってのはないんじゃないかな?
ところで登場する地名が「ピクシー・ホロウ」ってのになんとなくつっかかりというか、面白さを感じてしまう今日この頃です。だって、命名規則が、なんとなくキングダムハーツにでも出てきそうな感じで…
そしてジブリ。今回はなんと『床下の小人たち』。
原作好きすぎるやん!! こんなの面白くないわけないじゃん!!
噂によるとストーリー設定が現代日本になってるらしいのですが、予告絵を見てみると、ヒロインとかの服装は今もなつかしいヴィクトリア朝ジブリ調でしたね。
「借り暮らしの小人」って、小さいんだよね… たしか10cmに満たない手のひらサイズなんだよね… 好きすぎる。人間の余り物とかを拝借して晩餐をしたり、仲良くなった人間にもらったクッキーとかを一緒に食べたりするのでしょうか。カラスや猫との関係はどうなんでしょうか。
ここまでですでに映画四本とか…!
シンケンの映画版とかも見に行きたいというのに、私にどうしろというのだ!
また、「東京残酷警察」とかの系統のホラーもまた出るらしいし、そっちも気になっています。あとこれはDVD待ちですが、『トワイライト』もベタな吸血鬼ラブロマンスって感じで実に気になる。
映画ってマジ手を出すと地獄を見るジャンルだわー… しあわせです。
今週の週末は鉱石の仕入れ。ということで、鉱物・宝石・化石の展示即売会、ミネラルショーに参加してまいりました。
ミネラルフェアじゃなく、ジュエリーショーでもなく、ミネラルショーというね! ミネラルフェアがコミケだとしたら、ミネラルショーはコミックシティという感じでしょうか。
某ジュエリーイベントほど宝石バイヤーは多くなく、ミネラルフェアよりは商売っ気が多い感じの催しでした。
ちなみに場所は池袋サンシャインシティ。
今回もブラックライト片手に石を探し回ってまいりました。『光る石』が本になって以来、グッとファンが増えた蛍光鉱石類。
ウランガラスもちょこちょこと売っている場所を見つけましたがそれはともかく。
今回入手したミネラル類は以下の通り
ムーンストーン(穴あき)×たくさん
ラブラドライト(穴あき)×たくさん
アクアマリン(穴あき)×たくさん
ここらへんはロットで売ってたのですが、ほんと安かったです。即売会は値切りも効くしね。
アクアマリンタンブル×2
トルコ石タンブル×5
バロックパール×4 (+1 通りすがりのブースの外人さんにじゃんけんを仕掛けられ、勝ったらくれた。謎)
アマゾナイトルース×1
ジャンク品エメラルドルース×2
ここらへんは彫金用素材なので、どれもむっちゃ安かったです。(ぶっちゃけ単価は四桁行ってない) 特に面白かったのがジャンク品エメラルドで、これは透明度ゼロの宝石クオリティに達していないエメラルドのルースです。カラットでいうと2~3カラット? はありそうなのですが、ものすごくジャンクなので、そもそも宝石とは呼べないんじゃないでしょうか。
でも線の入り方とかが面白いし、ちゃんとカラーがエメラルド独特の風合いが出ていて可愛いので、入手。どういう風に加工しようか今からいろいろと考えるだけでも楽しみ。クラフト素材として遊べそうで良いなー
そしてここから下が今回の掘り出し物。
化石木ボルダーオパール×1
ライオンのツメ×1
琥珀香×2
ブルーアンバー×2
オイル入り水晶×2
化石木ボルダーオパールというのは、大昔の木の化石の一部がオパール化しているという珍品です。
化石の一部がオパール化しているという標本…貝オパールは特に人気…はどこででも見かけるのですが、これは化石木の中にひび割れ状に虹色が入っているという大変美しい一品です。
どちらかというと木材に見える雰囲気なので、よくよく見ないと化石だと分からないというあたりがすっごくカッコいい。身に付けたい気もするけど標本でもいい気もする。悩ましい一品です。
ライオンのツメは、そのまま… 文字通りライオンのツメ。
でかいよ! とがってるよ! 先端がひっかかるとけっこう痛いよ!
熊のツメというのは主にインディアンジュエリー系で珍重される素材なんですが、ライオンのツメだって宝石に使われてもいいよね。よく見ると筋状の模様が入っていたり質感が面白いです。どちらかというと二次サイトに写真を掲載してやりたい。
琥珀香というのは、『コーパル』という琥珀の親戚のこと。買ってきたのはその塊。子どもの拳サイズくらいもありそうですが、かなり軽くて質感もやわらかい。
琥珀香は『フランキンセンス(乳香)』や『ベンゾイン(安息香)』と同じジャンルに分類される香料で、ようするにある種の木からでたヤニが固まったものです。中に虫が入ってることも多かったり(実際入ってる)。
すりつぶして粉にして火にくべると香としても使えるそうですが、服とかにこすり付けて暖めるだけでも独特のいい匂いがします。翻訳の古い小説とかでは暖炉の描写などで「琥珀の匂いがする」という風に言ったりするというのでネタとして購入したんですが、男っぽくてスモーキーで中々いい匂い。見た目もワイルドでカッコいいです。
そしてブルーアンバーとオイル入り水晶が、今回の目玉。蛍光鉱石でございます。
ブルーアンバーというのは、ブラックライトを当てるとうす青く蛍光する特殊な琥珀です。本来琥珀は茶色から黄色にかけての暖色系の色、でも蛍光色は青白い、と矛盾した二色が同時に見られる様子はなんとも神秘的なもの。
どちらかというとまだマニア向けの鉱石なので一般流通は少なく、安く入手したかったらこういう即売会が一番確実ということで、前々から狙っていたのですよ。あちこちのブースで出ていたのを見て比べ、値段を比べ、お店の人相手に交渉もし…(笑
手に入れたのはあわせて11カラットの良く似た大きさのブルーアンバー二個。ピアスにします!
オイル入り水晶は、今回のダークホース。
そんなものの存在すら知らなかったのですが一目ぼれして入手いたしました。新手の蛍光鉱石です。
オイル入り水晶ってのは要するにただの水晶で、ただし、中には不純物としてごく微量の『オイル』が含まれています。水入り瑪瑙みたいなもんですね。オイルは黄色っぽくみためはあまり美しくも無い…
ただこのオイル、ブラックライトを当てると、とても強く蛍光するのです。
指先ほどの水晶の中に、明るく輝く青白い何か…
たとえていうなら、『氷付けになった夜光虫』といったところでしょうか。蛍光があまりに強いので、ブラックライトで照らしたときの姿は、どことなく深海魚の類を彷彿とさせます。
しかもこのオイル、中に気泡が入っている。
含有物が青白く光る水晶を、眼に近づけて、ひっくり返したり転がしてみたりします。すると、水晶の中で青白く光るオイルの、そのまた中で、ちいさな泡がコロコロ動くのですよ。
手のひらの中に、深海を所有しているような、ものすごく不思議な感覚があります。
こういうものを見ると、神様ってほんとにいるのかも、と思います。
花が美しいのは繁殖のためで、ネコ科の獣の完璧な毛皮は生きる為で、どっちも人間のために『きれい』なわけじゃない。
でもオイル入り水晶の青白い光は、何の意味も、目的もありません。自然が作り出した偶然に過ぎない。それが、こんなにもきれい、というのは、もしもこの世界を作った何者かがいるとしたら、その『何者か』は、人間に対して決して悪意を持ってない、という証だと思う。
何の理由もなくこんなきれいなものが存在していて、そして、それを見て「きれいだ!」と感動できる感性を、人間って生き物は持ち合わせて生まれてきていると。もしも世の中を作った存在がいるとしたら、こういう喜びを人間に用意しておいてくれたって時点で、絶対に、人間に対してちょっとした好意はもっててくれたに違いないと思う。
そういう胡散臭い感動が沸くほどの、一品でございますw
そのうち写真で撮影して、うpしてみたいと思います。
思い切ってピンホールカメラでも自作して、鉱物の撮影に取り組んでみるのも一興か?
ともかく、ものっそい楽しいイベントでした。次は工作だ~
ミネラルフェアじゃなく、ジュエリーショーでもなく、ミネラルショーというね! ミネラルフェアがコミケだとしたら、ミネラルショーはコミックシティという感じでしょうか。
某ジュエリーイベントほど宝石バイヤーは多くなく、ミネラルフェアよりは商売っ気が多い感じの催しでした。
ちなみに場所は池袋サンシャインシティ。
今回もブラックライト片手に石を探し回ってまいりました。『光る石』が本になって以来、グッとファンが増えた蛍光鉱石類。
ウランガラスもちょこちょこと売っている場所を見つけましたがそれはともかく。
今回入手したミネラル類は以下の通り
ムーンストーン(穴あき)×たくさん
ラブラドライト(穴あき)×たくさん
アクアマリン(穴あき)×たくさん
ここらへんはロットで売ってたのですが、ほんと安かったです。即売会は値切りも効くしね。
アクアマリンタンブル×2
トルコ石タンブル×5
バロックパール×4 (+1 通りすがりのブースの外人さんにじゃんけんを仕掛けられ、勝ったらくれた。謎)
アマゾナイトルース×1
ジャンク品エメラルドルース×2
ここらへんは彫金用素材なので、どれもむっちゃ安かったです。(ぶっちゃけ単価は四桁行ってない) 特に面白かったのがジャンク品エメラルドで、これは透明度ゼロの宝石クオリティに達していないエメラルドのルースです。カラットでいうと2~3カラット? はありそうなのですが、ものすごくジャンクなので、そもそも宝石とは呼べないんじゃないでしょうか。
でも線の入り方とかが面白いし、ちゃんとカラーがエメラルド独特の風合いが出ていて可愛いので、入手。どういう風に加工しようか今からいろいろと考えるだけでも楽しみ。クラフト素材として遊べそうで良いなー
そしてここから下が今回の掘り出し物。
化石木ボルダーオパール×1
ライオンのツメ×1
琥珀香×2
ブルーアンバー×2
オイル入り水晶×2
化石木ボルダーオパールというのは、大昔の木の化石の一部がオパール化しているという珍品です。
化石の一部がオパール化しているという標本…貝オパールは特に人気…はどこででも見かけるのですが、これは化石木の中にひび割れ状に虹色が入っているという大変美しい一品です。
どちらかというと木材に見える雰囲気なので、よくよく見ないと化石だと分からないというあたりがすっごくカッコいい。身に付けたい気もするけど標本でもいい気もする。悩ましい一品です。
ライオンのツメは、そのまま… 文字通りライオンのツメ。
でかいよ! とがってるよ! 先端がひっかかるとけっこう痛いよ!
熊のツメというのは主にインディアンジュエリー系で珍重される素材なんですが、ライオンのツメだって宝石に使われてもいいよね。よく見ると筋状の模様が入っていたり質感が面白いです。どちらかというと二次サイトに写真を掲載してやりたい。
琥珀香というのは、『コーパル』という琥珀の親戚のこと。買ってきたのはその塊。子どもの拳サイズくらいもありそうですが、かなり軽くて質感もやわらかい。
琥珀香は『フランキンセンス(乳香)』や『ベンゾイン(安息香)』と同じジャンルに分類される香料で、ようするにある種の木からでたヤニが固まったものです。中に虫が入ってることも多かったり(実際入ってる)。
すりつぶして粉にして火にくべると香としても使えるそうですが、服とかにこすり付けて暖めるだけでも独特のいい匂いがします。翻訳の古い小説とかでは暖炉の描写などで「琥珀の匂いがする」という風に言ったりするというのでネタとして購入したんですが、男っぽくてスモーキーで中々いい匂い。見た目もワイルドでカッコいいです。
そしてブルーアンバーとオイル入り水晶が、今回の目玉。蛍光鉱石でございます。
ブルーアンバーというのは、ブラックライトを当てるとうす青く蛍光する特殊な琥珀です。本来琥珀は茶色から黄色にかけての暖色系の色、でも蛍光色は青白い、と矛盾した二色が同時に見られる様子はなんとも神秘的なもの。
どちらかというとまだマニア向けの鉱石なので一般流通は少なく、安く入手したかったらこういう即売会が一番確実ということで、前々から狙っていたのですよ。あちこちのブースで出ていたのを見て比べ、値段を比べ、お店の人相手に交渉もし…(笑
手に入れたのはあわせて11カラットの良く似た大きさのブルーアンバー二個。ピアスにします!
オイル入り水晶は、今回のダークホース。
そんなものの存在すら知らなかったのですが一目ぼれして入手いたしました。新手の蛍光鉱石です。
オイル入り水晶ってのは要するにただの水晶で、ただし、中には不純物としてごく微量の『オイル』が含まれています。水入り瑪瑙みたいなもんですね。オイルは黄色っぽくみためはあまり美しくも無い…
ただこのオイル、ブラックライトを当てると、とても強く蛍光するのです。
指先ほどの水晶の中に、明るく輝く青白い何か…
たとえていうなら、『氷付けになった夜光虫』といったところでしょうか。蛍光があまりに強いので、ブラックライトで照らしたときの姿は、どことなく深海魚の類を彷彿とさせます。
しかもこのオイル、中に気泡が入っている。
含有物が青白く光る水晶を、眼に近づけて、ひっくり返したり転がしてみたりします。すると、水晶の中で青白く光るオイルの、そのまた中で、ちいさな泡がコロコロ動くのですよ。
手のひらの中に、深海を所有しているような、ものすごく不思議な感覚があります。
こういうものを見ると、神様ってほんとにいるのかも、と思います。
花が美しいのは繁殖のためで、ネコ科の獣の完璧な毛皮は生きる為で、どっちも人間のために『きれい』なわけじゃない。
でもオイル入り水晶の青白い光は、何の意味も、目的もありません。自然が作り出した偶然に過ぎない。それが、こんなにもきれい、というのは、もしもこの世界を作った何者かがいるとしたら、その『何者か』は、人間に対して決して悪意を持ってない、という証だと思う。
何の理由もなくこんなきれいなものが存在していて、そして、それを見て「きれいだ!」と感動できる感性を、人間って生き物は持ち合わせて生まれてきていると。もしも世の中を作った存在がいるとしたら、こういう喜びを人間に用意しておいてくれたって時点で、絶対に、人間に対してちょっとした好意はもっててくれたに違いないと思う。
そういう胡散臭い感動が沸くほどの、一品でございますw
そのうち写真で撮影して、うpしてみたいと思います。
思い切ってピンホールカメラでも自作して、鉱物の撮影に取り組んでみるのも一興か?
ともかく、ものっそい楽しいイベントでした。次は工作だ~
いったい、本館を放置してからどれくらいたつのか(…)
というわけで、超お久しぶりです。なんか旅に疲れたので実家に帰ってきました(´・ω・`)
ここ数ヶ月くらい何をやっていたのかというと、
1:工作をした
2:香水とアロマに凝ってた
3:別HNでSSを書いてた
です。
工作は具体的には以下のようなものを作ったり。
携帯ケース:既存のモノにレースでデコ。フランスモノだというボタンを買ってきてつけたよ!
首輪:19世紀頭のモノというシルバーのバックルを入手。で、ビロードのリボンを使って首輪にリメイク。なんかオモシロそうだったからレースの付け襟も作った。「ベルばらっぽい」といわれた。アルェー?
リストバンド:母がバイオリンの発表会で、演奏の邪魔にならない腕輪が欲しいといってた。というのでリボンとマジックテープで作った。「ベルばらっぽい」といわれた。ベルばらって言わないでゴスロリと言って。
照明器具:これは作成というかなんというか。トルコ製ランプにかぶれていくつか買ったのですが、これが全部ロウソク用なのでソケットがついてない。電線を切ったり張ったりして電球をつけて、部屋用の照明器具にリメイクしました。「占い師の部屋」「セーブポイント」「阿片窟」とか言われてます。
シャンデリア:作ったんだよ! 三ヶ月くらいかけてパーツをあちこちあつめ、なんかよくわかんないけど作りました。まだ完成度80%くらいですが吊るしてます。しかし、照明器具関係はいろいろと安全性とかかかわってくるから、調べないといけないことが多くて大変でした。
壁飾り:×20個くらい(てきとう) ちょうちょの標本っぽい壁飾り。壁一面にびっしりかざったらたいへん不気味です。部屋がなんかちょうちょまみれになっててそろそろ怖いです。上のシャンデリアもちょうちょまみれだし…
列記してみるといろんなことをしているなと思った…
ほかにもなんかやってた気がしますが思い出せない。
2ですが、アロマは一年位前からぽつぽつやってました。でも日常生活の範囲からどうしても出なかった… どうも香水のほうが性にあってたみたいで、最近、ちょこっとづつ香水をあつめてます。
某所に輸入香水専門のちっちゃい店があり、そこで、わりときちんとした香水を「お試し用」として小瓶で売ってくれるのです。小瓶なので、正規サイズだったら一万~二万するようなやつも買える値段になってるんですが、それでもやっぱり高いもんは高い。月に一個くらいのペースで、今、5種類くらい手元にあります。
つっても毎日つけるもんでもないので、別に目薬サイズでも問題はないしねー。私が買っているのはすべて「香水(パフューム)」なので、一回つけると長持ちします。香りがトップノート・ミドルノート・ベースノートと変化していくのもわかって、ピシッと背筋がのびた気分になれます。
香水ってのは、調べてみたところ、濃さにいろいろと種類があるんだそうです。そこらで普通に見るものでも、一番濃度の濃いパフュームはあんまり見ません。(頼むとたいてい出してはくれる) 一般使いのものはちょっと軽め・薄めが好まれるらしいとお店の人にも聞きました。でも、私は香水をつけるようなときは、たいてい服・メイク共にガチガチの格好をしているので、薄いヤツだと逆につりあわないみたいです。
いちおう、ヘビィローテでつけてるのが、
ヴィヴィアン・ウエストウッド:プドワール と ティリーミュグレー:エンジェル
この二種類ですね。エンジェルは香りが長持ちし、しかも比較的馴染みのいい(でもちゃんと主張する)香りなので、いろんな服にあわせられて便利です。プドワールは香りとしてすごく好き。ヴァニラと琥珀の香りがものすごく主張する、なんつうか、現代に再現された中世の衣装のような、独特のわざとらしい豪華さがあっていいです。
ほかに所持しているのはパルファンドロジーヌ:ローザフラメンカ と ランス:ジョセフィーヌ ですね。どっちも若干コレクター用ですがまあ使ったり使わなかったり。
あとはコティという香水メーカーのパウダーをかっちゃったのですが、これは完全ジャケ買いでした。…だってさ、ラリックがデザインしたパッケージを当時のまんまで出してるんだぜ…? いろいろありえなくて思わず買っちゃいました。でも粉そのものもむちゃくちゃいい物だったんで愛用してます。かなり友達にわけてあげちゃったけどね!!
次にオススメのやつを小瓶にわけといてあげるからね~と店員さんに言われているので、なにかこう、あきらかに客として決まっちゃっているような気が。香水なんてそんなに沢山もっててもどうしようもないんですが、なんかそのうち、”名香”とかいわれる古いやつに手を出しちゃいそうで怖いです。
3なんですが…
あちこちわけのわからないジャンルを渡り歩いていたのですが、そちらだと性別とかプロフを完全に伏せていたため、本館からのリンクは張らないつもりです。
というのも、ジャンルがニコニコ動画の関連モノが多いため、そちらで自分が腐女子だとバラすと何か場の空気を乱しちゃうからです。でもとりあえず社長×言葉さんとかやってました。作品クロスオーバーです。つか、遊戯王とスクイズです。いろいろありえない組み合わせだけどやったよ! 俺がんばったよ! あとはボーカロイド関係の人だけのSNSに友人からひっぱられたのでそっちでもSS書いてます。
もしかしたら読む人がいるかもしれないので、ひっそりとリンクしておきます… ないとは思いますが、あちらではこっちのHP関係(一次二次ともに)のコメントはNGでお願いします。ちなみに名前は匿僧と名乗っております。
(´・ω・`)つhttp://doukututankentai.kusakage.com/nicorpgrog/top.html
今後の予定としては、GXアンソロに参加したり、ボカロ動画で原案やってたり、あといろいろ。
でも何か疲れちゃったのでしばらくのんびりしようかなぁ…という感じです。
元気が出たら、そのうち、ここの改修とかしたいですね。近況は以上でした。