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予告してた『暗黒童話』の新作じゃなくなっちゃいました。ごめんなさい(汗)
いままでの小説とはがらっとカラーをかえて、ライトノベル・コメディ・ファンタジーと三色揃った軽めの一品に仕上げました。タイトルは『黒鳥城とおかしな人々』。でも人々といいつつ出てくるのはほとんど『人』じゃないというね(笑
いかにもベッタベタなファンタジーってのは一回で良いから書いてみたかったんですが、書いてみたら魔物側の視点からの作品になっちゃいました。だって魔物のほうが人間より好きなんだもん。ドラゴンとかラミアとかトロールとか、もっと言うならスキュラとかゴブリンとかオークとか、大好きです。デザイン的にもカッコいいし、個性的で魅力的だもんね。
神話でもなんでも、たいていの場合天国より地獄のほうが魅力的なように、ファンタジーにおいても良いもんより悪いもんのほうが魅力的で多彩なことが多い…… と思います。PCに使えるような種族ってのはあんまり種類が多くないけど、モンスターやクリーチャーだったらものすごいたくさんの種族が出てくるもんね。
とりあえず今後は今回出てきたエウリィをヒロインに、メルリエ、ドウム、それにハデスさん、あとはまだ登場してないけどダークエルフ・ハーフの少年とかがメイン登場人物になる予定です。今回は明るく楽しく! 死者は出来るだけ出さない! 虐待シーンも出さない! つるぺたろりの女の子も出ない!!
暗黒童話その2『白雪姫』も書きたいんで、もしかしたら同時並行連載になるかもしれません。まあ、とにかく、当サイトとしては異色の作品を、どうぞお楽しみください。
長命種族ってよくSFだのファンタジーだのに出てきますけど、彼女ら(と限定。理由は後述)の繁殖力が低い理由とかいうのをちょっと考えて見ました。
人間が老化する理由ってのはえーとどれくらいあるんだろう。まずテロメアの現象によって細胞が増加能力を失うことと、あと、T細胞が自己抗体を作って自分の細胞を攻撃し始めること。脳細胞が死滅する…… これは脳の細胞のテロメアがなくなることが理由かなあ。基本的にはこのあたりの理由ですよね。他にも遺伝子的なエラーが重なるとか細胞に老化がプログラムされてるとかいろいろと話はあるみたいだけど、基本的にはこのあたりが一番メジャーな理由かなあ。
つまり、テロメアの減少しない細胞(ガン細胞みたいな)を持ち、自己抗体を作り出さない体だったら、基本的には老化しないはず、という話になりますよね。アポトーシス(細胞自死)が起こらないために問題が起こるという噂もありますけれども、アポトーシスにはテロメアは関わってないらしいんで基本は問題ないかと。
で、自己抗体を作らないってことは、T細胞がエラーを起こさなければいいわけで、つまり、T細胞の教育機関である胸腺が脂肪化しなければいいってことになります。つまり胸腺が老化せず、テロメアが減少しない細胞をもっている体だったら、理論的には老化しないはず!
でもこの場合問題になってくるのはアレルギーとかの問題だよなー。ようするに胸腺が退化しないってことは免疫が非常に強いということだから、不老の人間たちはアレルギーになやまされがちという話になりかねません。アレルギーってのは自己免疫の問題から発生する病気ですから…… アトピーが歳を取ると症状が軽くなっていくことが多いのは、胸腺が退化してT細胞があまり能力がなくなってくるためなんだそうです。同じ理由で花粉症も老化すると症状が軽くなることが多いんだとか。ほんとかな。
あと、さらに言うなら、妊娠した時には、胎児は人体にとっては異物となるわけで、免疫の過剰は胎児にたいする攻撃になりがち、つまり、血液型不適合妊娠(母子の血液型が違うため、胎児に対して免疫が攻撃を行う)に近い状態が非常に起こりやすい、そのため不老種族は非常に流産しやすい、とかいうことも考えられる、と。
胸腺が退化しないため老化しない、っていう不老種族は実はフィクションに登場していて、『ファイブスターストーリーズ』に出てくる人造少女ファティマたちがそうなんですが、彼女たちは原則として妊娠しないことになっています。あんがいその理由がこのあたりだったりして…… だったら面白いなー、と思ってみたり。
なんかSFっぽいバイオな話でした。もがーSFもゆるー。SF+美少女+動物! これ黄金の公式!!
前日記で紹介された『はやぶさ』も萌えるし、『クドリャフカ』も『ドリー』もみんな好きです。特にクド。人間の身勝手で死んでいった動物たちの一匹。今晩ロブスターの肉を食べた(店頭には水槽が展示されていた。あれ哀しくて見たくないよ……)私が言うのもアレですが、クドの魂は今も軌道上をめぐりながら地球を見下ろしているのかと思うと、なんつーか、なんともいえないせつなさを覚えます。
あと羊のドリーって6歳で死んでたんだね。羊の寿命はだいたい15年前後、つまり、ドリーはその半分で死んでたことになります。ロスリン研究所はドリーの死因は羊にありがちなヒツジ肺繊維症であってクローンであることは関係ないと言ってるらしいけども。でも、実際には高齢の羊に多い関節症なんかも発症してたんだそうです。ドリーの遺伝子は生まれた時から6歳だった…… そう考えると12歳の高齢になり、老人性の病気で死んだと考えるのが自然とも考えられます。
♪羊のドリー レプリカント 頭の先からつま先まで すべて誰かと同じ♪(元ちとせ ”羊のドリー”)
クローンテーマとか不老人間テーマとかのバイオ系SFが書きたい……!! くそう。またしても世間の需要からずれる欲求が……!!
小説で皮膚移植について書いたんだけど、拒絶反応についてをさっぱり忘れてた!!
ぜんぜん型が合わない人って皮膚移植は不可能だよね…… 他人の皮膚は拒絶反応を起こして一週間~10日で剥落するんだよね…… そんなことにも気づかなかった自分のバカバカバカ。
でもブラックジャックは顔の皮膚に黒人とのハーフの男の子の皮膚を移植していたけどそりゃいったいどういうことだ? なんであれは拒絶反応を起こさなかったんでしょうか。当時でも拒絶反応の存在くらいは知られてましたよねえ。手塚先生の凡ミス、とも思いづらいし……
今1CHで昔のNHKスペシャルの『脅威の小宇宙・人体』の再放送をやってたので、ソレを見てそんなことを思い出したのでした。ちょうど人体の免疫機構についての話をやってるもんで。昔大好きだったので当時小学生だった私はビデオをとっては何回も何回も見てたシリーズです。バイオSFスキーはこのあたりから来てるのかもしれない。ちなみに今のクオリティよりもかなり稚拙なCGがSFなバトルを繰り広げているのがなんとなくほのぼのします。
ちなみに私はその後のシリーズの『脅威の小宇宙』の続編の脳について扱ったシリーズがもっと好きだったんですが、こっちは再放送してくれないのかなあ。『クオリア』とかNHKスペシャルでやってくれないでしょうか。
あと、今日は3CHで『ピタゴラスイッチ』のデラックスバージョンをやるそうです。弟(イギリスにいる)に頼まれて録画してます。あれはマニアックな子供向け番組でお勧めですよ。
『スノウ・ドーム』の次の作品について、暗黒童話シリーズの続編『白雪姫』にしようか、それともウチのサイトとしては異色になる中華風恋愛ファンタジーでも書こうかいと悩んでます。ちなみに『白雪姫』はとってもブラックです。品揃えを増やすためにはいっそ中華恋愛ファンタジーでも書いたほうがいいか……? いっそ双方連載開始というのもアリですわな。
小説を書く時、自己満足でもいいのか、それを今悩んでます。
素人である以上、読者に喜ばれない作品を書く権利は十分に成就できることができるのだろうけれども、でも、人に読まれない小説なんて存在意義があるのか?
書いててとっても楽しいし、一つ一つのカードを裏返していくたびに楽しくなっていくんだけれども、でも、ぜんぜん反応が無い。カウンターが回ってるってことは読んでもらえてるのかなあ? でも、それすらなんか自信が無いです。
ニーズの無いもんを書いてるからかしら。
けっこう普通(今時として)のSFなんて書いてもしゃーないというのか……
うがー。なやむー。
創作の意義を見失いそうです……
「先輩最近トリイヘイデンとかケッチャムとかそういうのにハマってます?」とか言われました。もがー!!
トリイヘイデンは説明するまでも無いでしょうが、J・ケッチャムというのは『隣の家の少女』という作品を書いた作家、という説明が必要でしょう。
『隣の家の少女』は児童虐待をテーマにした作品です。文字通り、隣の家に引き取られてきた少し年上の可憐な少女に淡い想いを抱く主人公が、彼女が虐待されぬき、最期には衰弱して死んでいく様を見届けざるを得ないという非常に後味の悪い作品です。ネットでの『後味のわるい小説大賞』に選ばれてたよな……
でも私可憐なローティーンの少女が虐められる作品が好き(最低の趣味)なので、そういわれても否定できなかった。ただもがーと叫ぶだけ。もがー。
『ひぐらしのなく頃に』でも沙都子ちゃんがいちばん好きだし…… (注:虐待がテーマになっている小学生のヒロイン)
ちなみに『後味の悪い小説大賞』のほかの二つは『砂糖菓子の弾丸は撃ち抜けない』『僕はお城の王様だ』だったような気がする。少なくとも『砂糖菓子の弾丸』は虐待の話だったなあ。児童虐待というと後味の悪いものの代表格なんでしょうか。そりゃそうだよなあ。無抵抗の相手に対する攻撃というものほど後味の悪いものはない。子供と動物に対する攻撃が嫌悪感をもよおすのはそのせいでしょう。たぶん。