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オリジナルサイト日記
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満月様>
わあ、いらっしゃいませ。暗黒童話をご愛顧いただいたみたいで嬉しいですv
ラプンツェルはもともともうちょっと可愛い話を書いてたんですが、『井戸の底から這い上がってくる金の髪』っていうイメージを思いついて、ついついああいうネタにしてしまいました。
擬態系の不定形モンスターっていうのもグロテスクで素敵…… 暗闇に潜む怪物。女の髪とか手とか、様々な体のパーツを寄せ集めた不定形の姿というのも不気味でいいものです。
ちなみにカスパールは『あかずきん』のあの彼ですよー。『あかずきん』当時は18歳、『ラプンツェル』で21歳です。3年の時間が経過しております。
『白雪姫』『あかずきん』『ラプンツェル』と、図らずともぜんぜん傾向の違う作品に仕上がってるなぁとふと思う。『白雪姫』はもうちょっと長丁場になりますけれども、しばらくおつきあいくださいませ。

あと、コメントなしの拍手を叩いてくださる方々もありがとうございます。励みになります。拍手解析の画面を見て、ちょっとバーが延びてると嬉しい…… これからもぽつぽつがんばるので、よろしくおねがいしますv

昨日は父に連れられて、井上陽水のコンサートを見てきました。
陽水は初期しか知らなかったんですが、今回は懐かしい曲メインのコンサートだったんで知ってる曲が多くて良かった。初期の陽水の歌詞はエッジが立ってるというか、ちょっとゾッとするような鋭さがあっていいですね。『氷の世界』の『窓の外では林檎売り 声をからして林檎売り』と歌った後、『きっと誰かがふざけて 林檎売りの真似をしているだけなんだろう』と続けるシニカルさには恐ろしいばかりの鋭さがあると思います。今聞いても新しいぜ!
あと、個人的には『傘が無い』の冒頭で、『都会では自殺する若者が増えている』と歌ってるあたりがなんとなく素敵。40年も前の曲だぜ。40年前から自殺する若者が増えてたら、今頃若者は絶滅しています(笑)
ついでに父と一緒に渋谷のツタヤによって、タテタカコのアルバムと、中島みゆきの『生きていてもいいですか』を借りてきましたよ。
タテタカコはまた異常にエッジの立った歌を歌うんですが、中島みゆきの怨念が最もこもったアルバムといわれている『生きていてもいいですか』はまたすごい。
収録されてる『うらみ・ます』はなんつーか怨念通り越して呪い歌ですよ。いきなりアカペラで『うらみます』と歌いだす恐怖。これを深夜に聞かされたらスピーカーから女の手が生えてきそうです。でも、個人的には『エレーン』の切なさがとても好き。エレーンという名の薄幸の女の生涯を歌った曲なんですけれども、この曲にはモデルがいたという話は本当かなあ。だとしたら哀しい。でも、この哀しさがとても好き。

次の更新は『黒鳥城とおかしな人々』の予定です。
実はあの作品には「登場する全男性キャラクターを脱がす」という目標があります。場合によっては女子も脱ぎます。ポロリもあるぜ! が合言葉。全員フリチンを目指そう。がんばるぜ。

 

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最近ちょっと小説の進みが不調気味です。あちこち手を出して書いてる連載が進まねぇー。仕方ないので設定とかやってるんですけど、いいのか、これで。

12/16 S-Wolf様>
白雪姫、見てくださったようでありがとうございます。ええ、予定通りの展開ですね……
直接的な描写は今回は必要ないのであえて省きましたが、「何がされてた」かはほぼ予想通りかと。シュネイゼの口からはとてもとても説明できないような内容だとだけ…… うん、必要の無い残酷描写は避けるほうです。といってもいまさら誰も信頼しないと思いますが。(笑
「体をゆする」行為のことは「ロッキング」というのですね。知りませんでした。なんとなく知的障害者っぽく、とは思ってるんですけれども、肝心の彼ら彼女らへの知識が無いので説得力の無い描写になってないかちょっと心配だったのですよね。リアルと言っていただけると嬉しいです。喜ぶべきなのかは分かりませんが。(苦笑
えーと、虐待行為の中での性行為の有無の詳細については、ヤオイ論その他には関係あるのか、自分でもけっこう無意識に書いてる部分なので、あまり恣意的にそういう感じにしようかと思ってるかというとそういうことはないです。ごめんなさい。
ただ、ヤオイの中でよくある『愛があるゆえの強姦』云々に関しては、自分的にはいろいろと取るべきスタンスがあるかな、という気はしてます。自分も二次創作のときはそれに類するものを書いてましたが、男女だと書けない、というか純然たる暴力ってことになっちゃうことに関しては不思議には思ってます。むしろソレが現実でのリアルなのでしょうに、ヤオイだとなぜか『愛あるゆえの強姦』。これって何故でしょう。自分内でもヤオイと非ヤオイでスイッチが切れ変わるっていうことに興味深さを感じます。

そういや昨日、友人某嬢と「フェミニズムについて」というテーマでいろいろ話してました。
「女性」という枠があるとき、ソレに対する対応は「枠を逆手にとって利用する」(女らしい女の子の道)、「枠に背を向けて逃避する」(腐女子やゴスロリ少女など、『普通じゃない』女の子の道)、「枠と戦う」(フェミの道)の三つがあるんじゃないかなー、という話をしていたのでしたが、「枠」として「女性性」が意識されているってことに、「男性性」と「女性性」の違いがあるような気がふとしました。
『ビューティコロシアム』というなんだかとても不自然な番組については、ご存知の方も多いと思います。
『醜い=不幸な女性が、美しくなる=幸せになる』という図式を不自然なまでに強調しているこの番組。『醜い=不幸』な女性の晒し者っぷりはほとんどサイド・ショー的な見世物趣味に満ちてていいのかなぁと思うのですけれども、これって、ある意味だと男性の成功者が語る物語の女性版再生産に過ぎないんだよなあとふと思いました。
『弱い=不幸な男性が、強くなる=幸せになる』という物語は、なんつーか、世の中死ぬほど氾濫しております。少年漫画なんて大半はそういう枠にはまってるし、強さ/弱さと権力を読み替えると大人向けの作品ですらそういう物語だらけな気がする。
でも、ひとつそこで感じるのは、女性版権力物語の『ビューティ・コロシアム』の奇妙さを指摘する声は探せばけっこう見つかるのに、男性版権力物語を批判する声はあまり見かけないという不均衡です。
『ビューティ・コロシアム』的物語に対するアンチテーゼとして非常に決定的だったよなあと自分が思ったのは、岡崎京子作『ヘルタースケルター』という漫画です。これはとある醜い少女が全身美容整形を経てスターダムへとのし上がっていく、という物語なのですが、物語は最終的には破壊的な結末を迎えます。実は73年にすでにティプトリーというSF作家が『接続された女』という物語を書いており、これは『ヘルタースケルター』と良く似た構造の作品でもありました。『醜い=不幸→美しくなる=幸せになる』図式の否定。その図式が所詮は「女性という枠」の中で演じられるゲームに過ぎないという指摘は、フェミニズム・フィクションからの提唱として、すでに30年以上も前からなされてたってことです。
では、男性におけるそういった物語は、どういった形で否定されてきたのか?
個人的にすぐ思いつくのが鉄腕アトムの『史上最大のロボット』(現在『PLUTO』としてリメイクされてますね)、藤子・F・不二雄の『ウルトラ・スーパー・デラックスマン』なのですが…… あとはアメコミの『ウォッチメン』『バットマン/ダークナイト・リターンズ』が「アメコミ的正義の否定」を行って改革をもたらしたという話をきいて興味はもってるんですが、アメコミ両作品は未読です。しかもこれらの作品は「超人の苦悩」をとりあつかったものであって、直接的に「力を得ること=幸福」という過程そのものを否定してるわけじゃない。(ただし『史上最大のロボット』はあの時代にして『習慣少年ジャンプ的男子の成功物語』を見事に否定しててすごい。手塚治虫はやはり天才です)
サブカルチャーから読み込むメンズ・リブ、ってのは、あまり語られてない分野だよなぁと思います。興味が無いから知らないだけかもしれないけれども、フェミニズムSFって言葉はあってもメンズリブSFって言葉は無い以上、まったくの見当違いでもないと思う……
だれか論者がそういうこと語ってないでしょうか。あったら読んでみたいです。お勧めがあったらぜひ教えてください。

今日はビックリマンの通史本が出たと聞いて横浜まで買出し。しかし7軒回っても見つけ出せませんでした…… トーキングヘッズ叢書の最新刊『分身パラダイス』もなかったぜ。
仕方ないのでBLアンソロの不細工特集(?)だの、ボタンインコのペット漫画だのを買っちゃったり。

ボタンインコの本を読んでると、手乗りじゃなくてつがいのラブバードだということでちょっと新鮮でした。ウチのウメ様は手乗りで独り者のラブバードだから、なんとなく生活パターンが違う感じ。やっぱりつがいは仲がいいんだなあと思ったり。

コザクラインコ・ウメ様、♀の8ヶ月。種類はゴールデン・チェリー。もっというならオレンジフェイス・オーストラリアン・シナモン・グリーン。長い。偉そうだ。
真っ赤なお顔にカラフルな尾羽、という可憐なお姿のウメ様は、一言で言うなら『きちく』でございます。
家の中の彼女順位は 自分>母(世話係)>娘(私)>>>(越えられない壁)>>>父となってます。
彼女の要求は通る。体に悪いことはさすがに阻止されるけどそれ以外ならたいてい通る。壁紙を剥がし額縁を齧りドアの舗装をひっぺがします。そんなことやって体に悪いんじゃないかと心配する下僕たちを尻目に、今日は大切な書類のはしっこを細切りにしてました…… あと私の飲みかけの紅茶にひまわりの種の殻を漬けて遊んでました…… あとノートパソコンの緩衝材のゴムがボロボロに(以下略)。
気に入らないことがあったら下僕たちには即指導が入ります。彼女のくちばしは強力無比で流血の惨事も珍しくありません。女の子の顔でも噛みます。気に入らないことがなくても機嫌が悪ければ即指導。父を見たら即指導。知らない人も即指導。ついでいうと自分の卵も指導(割れた)。彼女の乏しい語彙には『母性』という言葉は無い模様です。
機嫌がいいときには母に甘え、気分によっては娘で遊ぶ(娘『と』遊ぶではない)彼女ですが、その正体は非常な臆病者。初対面のモノや人は大の苦手で攻撃に走るかさもないと逃げ回ります。
可愛い…… うんとても可愛いんだけど…… 手乗りの小鳥ってイメージとはちょっと違うよね?

井上陽水の曲で『カナリア』という曲があります。
♪人々の愛を受けるために飼われて、鳴き声と羽の色でそれに答える♪ という曲で。
私もウメ様をうちに迎えるまでは「手乗りの小鳥」というもんにそういう幻想を抱いてました。
こう、なんつーか可憐で、かよわくて、可愛らしい……
いや、可憐だし(見た目は)、かよわいし(小動物だから)、可愛らしい(たまに)んですけど、何かイメージと違う……
ウチに泊まりに来たさる人のいわく、「『手乗りの小鳥』のイメージをこっぱみじんに破壊する」ウメ様。その破壊力は彼女のくちばしの凶悪さにも負けません。

そんな彼女への最近の不安は、もうじき下僕がひとり増える(ウメ様視点)こと。
うちの弟が留学から帰ってくるのですが、この人はウメ様の部屋に居住する予定(というか弟の部屋にウメ様が住んでる)だし、彼女のテリトリーを犯す見知らぬ人間(ウメ様を飼いはじめたのは弟が留学に行く直前だったため、同居期間は一週間)。
とりあえず人間の男性になついたためしは一回も無いウメ様…… 弟に対しても確実に敵対的態度で臨むことでしょう。でも、せめて私の下くらいの立場は維持してあげて欲しい。見つけても襲い掛からず無視するくらいの立場は。できればたまにちょっとたわむれたりするくらいの立場……

ウメ様、今も絶好調で『作詞・作曲:自分 ウメ様をたたえる歌』(たぶん)を歌ってますが、そんな彼女の天下もあと二週間前後です。弟が帰って来たらこうは行きません。大丈夫かウメ様。大丈夫か弟。

我が家の鬼畜美少女(たぶん)ウメ様の不安のお話でした。

……ってタイトルの100の御題を見つけたんですけれども、これの作者さんは谷山浩子さんのファンだろうと思った。
だって、『三日月の棘』とか『やすらぎの指輪』とか『さかなの言葉』とか、全部谷山浩子さんだよなあと。あとは『時の回廊』とか『風景写真』も強いて言えば谷山テイストかも。
『三日月の棘』は『MOONSONG』っていう曲の一節に『昨日優しく笑っていた 彼の三日月の棘が君を傷つける、今日』っていうフレーズがあって、『やすらぎの指輪』『さかなの言葉』はそういうタイトルがあります。『時の回廊』は『月の形』っていう曲にちょっと似たフレーズがあったのと、『風景写真』は『絵はがきの町』っていう曲に近いかもと思っただけ。後者二つは気のせいの可能性も高いかも。
ちなみにこれは『月を乞う手』という詩サイトさんでチャレンジされていたのを発見したのであってソースがどこにあるのかは分かりません。ちょっとチャレンジしてみたかったけれど、そもそも100題って時点で無理なので断念。

最近ひさしぶりに詩を書くペースが上がってます。なんでだろう。小説が詰まってるからかな。
『負け犬』はなんとなく洋楽をイメージしてたんですけど、こういう歌詞があるかどうかは不明。出来るだけ品の無い英語でメロコアっぽく謳ってもらえると最高。とはいえ自分の書くフレーズが歌詞にあうのかどうか。
詩は旧サイトから移動してくる時にも減らさなかったので、なんだか粒が揃ってません。個人的には『無要』という詩と最近のいくつかがお気に入り。ダメなのはダメです。いつか一斉整理せんとな。
詩というとリンクしてるサイトの『エメラルド』さんがすげえ好きなんですが、プロだとタテタカコという歌手さんの詩がなかなかエッジが立ってて素敵です。
有名な曲は『誰も知らない』の主題歌に取り上げられた『宝石』だけなんですけれども、『夕立』『女の子』『ひまわり』といった名曲の数々がアルバムには収録されてます。ピアノの演奏だけを背景にした素朴に透き通った歌声ながら、歌詞はそうとうにエッジが立っていて、触れれば切れんばかりの鋭さを誇っているのが素敵。
『つつみこまれた刃はにぶく このもうろうとした行く先に誰も居ませんように』とか、『女の子の魔法は女の子にしか解けない』とか、『自分よりすこし小さなひまわりを5つ数えて蹴飛ばした』とか…… 実際聞いてみないとわからない名曲が多いです。なぜメジャーにならなかったのか、というか、メジャーにならないことこそが健全なんだろうなぁと思うようなもろさ、硬さ、透明さ、鋭さを秘めた歌詞が素敵であります。

最近生活時間が妙なことになってます。
朝、起床5時。夜は就寝20時。―――健康的すぎて変です。
だいたい自分は引きこもりなので5時に起きたってやることないし、20時に眠くなってしまうと友達とメッセしたり創作をしたりする時間がなくなってしまいます。昼は暇。なんもやる気が起きん。
これを後ろにぐぐぐっと4時間ずつぐらいずらすとちょうど良くなるんだけどなあ。9時起床24時就寝。なかなか上手くいかないもんです。



昨日はエヴァンゲリオンでSDナイトガンダム物語をやったらどうなるだろうという話でもりあがってましたよ。
ユニットが全部SDサイズで人間キャラクターと一緒にしゃべったり動いたり。(ガンダムが機兵に乗るという理不尽は認めません) 話は基本ファンタジー。主人公は当然表題作のユニット。この場合はエヴァ三号機。
結果、ちょっとクトゥルフ風味のダークファンタジーであろうと話がまとまりました。
こんな感じ。

とある海に程近い古い街、領主の息子イカリ・シンジは冷淡な父親と母親の不在に傷ついた孤独な少年だった。幼馴染のアスカ、教会学校の教師ミサトなど、わずかな人々には心を開きつつも、心を閉ざしがちな孤独な日々を送っている。そんな彼がある日、いつものようにうらぶれた旧市街をさまよっていると、MS族の奇妙な男が裏道にうずくまっているのを発見する。深く傷ついた彼は名を持たず、ただ、『自分は三番目だ』との記憶だけが残っていると語る。彼、サードは自分自身の記憶を失っていた……

で、まあ、MS族(この言葉、違和感……)のエヴァンゲリオン三号機ことサードと、彼に出会った少年シンジが、エヴァシリーズの謎と街に秘められた陰謀を解くために冒険をする、という物語。
レイがそのまんま初号機の人間形態の姿というか初号機がレイだったり、アスカが『セカンド』に吸収されて敵になったりと様々ですが、なんとなく陰謀渦巻く不可解な感じ、セカイ系っぽい雰囲気は原作から借りてきます。
でも福音書(エヴァンゲリオン)というよりもクトゥルフ神話だぜ。どっちかっていうとそっちのほうが好きなんだぜ。
なんか一つの街から出ずに話が進行するあたり、TRPGで言うと3話くらいのショート・キャンペーンっぽい感じだろうか。
でも単純にビジュアル的に、ボロボロのマントを纏ってマゴロク・E・ソードをぶんまわす等身大のエヴァ三号機っていう雰囲気がカッコいいと思ったからのコレ。なんか近未来SFっぽいビジュアルですね。
まあいまどきエヴァってのも古いし、ナイトガンダムはもっと古いんですが、なんとなくいいなぁと思ったからこんな感じ。
ビックリマンも復興してるんだし、種もあるんだから、またやってくれないかなあ…… ナイトガンダム物語。
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