忍者ブログ
オリジナルサイト日記
2024-111 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 prev 10 next 12
28  29  30  31  32  33  34  35  36  37  38 
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

今考えてるオリジナルガープスについて。

首都圏から電車で30分ほどの古都K市に存在する『銀星小学校』には、昔から不思議な部活があった。その名は『銀星少年団』。銀の星の徽章を付けた彼らは、不思議な能力を使ってありとあらゆるトラブルを解決する。そして、銀星小学校にはまるで銀の星に導かれたように不思議な能力を持った小学生たちが結集するのだ。この物語は銀星少年団による不思議事件快傑の物語である……

と、まあ、超能力を持った小学生による探偵団を主人公にした、『学校の怪談』と『魔法少女モノ』と『少年探偵モノ』をごっちゃにしたようなルールです。
『銀星少年団』のメンバーは代々移り変わっていくもので、街には少年団OBOGなども存在していて話に関わってくることもあるかも。少年団のメンバーを選出するのは謎の存在『銀星少女』(『銀星紳士』でもいいかもしれない)。彼女は具体的には姿を見せることは滅多にありませんが、銀星少年団の仮の姿である『地域文化研究部』の顧問はさまざまな怪奇現象に理解をもった理科の先生(元少年団OB)が勤めています。
ちなみに少年団のメンバーは、小学生ながら格闘家だったり、魔法使いだったり、超能力者だったり、妖怪だったりします。(笑) 親がアメリカで超人だった、魔法の国のプリンセスだった、中国奥地に存在する謎の格闘集団で育てられた、河童と義兄弟だ、いろんなキャラが作成可能です。

具体的なルールとしては、キャラクターは50CPで作成される6~12歳の未成年のキャラクターです。キャラクターは当然『未成年』の特徴を持つわけですが、その特徴によって得ることが出来るCPを、マーシャルアーツ、マジック、サイオニクス、百鬼夜翔などのルールで得られる能力に当てることが出来ます。
得られるCPは12才で16CPから6歳で28CPまでの範囲がありますが、注意しないといけないのは年齢が若ければ若いほど能力値が下がってしまうことです。たとえば6歳では知力は7点しかなく、60CPを費やしても知力は12点にしかなりません。ついでにいうと体力は5点しかなく、魔法、超能力、妖術(このルールだと超能力・妖術でも体力を消耗します)をつかうとすぐにエネルギー切れで倒れてしまうでしょう。

ちなみに実験的に作成したキャラクター『明津めぶき』は10歳の魔法少女で、魔法の素質LV3と知力13点を持ちますが、魔法は5個しか習得していません。
弟に作成してもらったキャラクター(名前未定)はジークンドーの道場の息子である格闘家ですが、12歳で体力は9点しかありません。格闘動作に費やせるCPは16点しかないので、格闘家としてはかなり未熟でしょう。

自分でやってみていうのもなんですが、このルール、キャラクター作成のバランスがかなり問題ですよ~。若くすると特殊能力が強いが技能レベルが低い、年長にすると技能レベルは高いが特殊能力にCPを使えない。どういうキャラを作るかで考える必要があります。
戦闘メインの話にはしない予定なので、どういうキャラを作るかもまた考える必要があるかも。

もうちょっとルールを煮詰めたら、また続報します。

PR

稀に参加させてもらってるTRPGサークル『シダの会』の納会に参加させてもらってきました。
なんか大学のサークルの延長線上のような雰囲気で、いるとなんだかすごく和むなぁ~というのが感想。ただ、人間関係がうまく把握できていないので、男女が妙に仲良くしていると「お友達? 恋人同士?」とドキドキしちゃいます。そんなよくわかって無い雰囲気もまた、なんかサークル的。
プレゼント交換は私はケロヨンタオルと湯の花を持ってったんですが、貰ったのは超高級マロングラッセ二粒セット。プレゼント主さんいわく『クリスマスだけにクリ』。このセンス、大好きだぜ!!(笑)
そこで今度はGMやりますと宣言した勢いでサークルの予定記入掲示板に『GM希望』を出して、実はもう締め切りだったと気が付いて青ざめたのはヒミツの話……

今年後半参加したセッションは単発が三つ。どれもぜんぜん違うタイプのキャラクターでしたよ。

ブリンク ルール:ブレイド・オブ・アルカナ
そそっかしくて慌てんぼう、考えていることがすべて口に出るというのが特徴の魔法使いの女の子。相方の騎士さんから「おちつけ! 黙れ!」と突っ込まれるのが日常。キレるとキモが座って妙に江戸っ子になる。
台詞:「あーもわかったわよ!! 覚悟きめりゃいいんでしょ!?」

死刑囚133号(イサミ) ルール:女神転生
とあるキャンペーンの外伝最終回に参加させてもらったゲストキャラ。マッドな少年殺人鬼で異例の未成年死刑囚となるも死に損なって超能力に目覚めたというすごい子。体の中に『デンパ虫』が沸いていて脳を齧るという妄想に悩まされ、やたらと刃物を振り回す。でも上司になってくれたユージンさんという人がとてもいい人で、なんだか可愛がってくれました。
台詞:「ウジが、ウジが出ちゃうよぉぉぉ!!」
「あなただってボクを良く知ったらキチガイの人殺しだって言うんでしょう?」

神崎善知鳥 ルール:クトゥルフの呼び声
色気と悪意と好奇心に満ちた女性オカルトライター。GMいわく平凡な日常に退屈しきって刺激を求めているキャラクター。カジノにやってきたがけっぷちの中年男を誘惑して破滅に導く、いきずりのヤクザとただれた関係に落ちる、ナイアートラテップ(邪神)の化身の目玉を手で抉り出すと絶好調の邪悪っぷりを発揮しながら、無事生還したという不思議な人。
台詞:「人間なんてこの地上に60億人もいるのよ。一人の魂なんて砂粒一粒程度の価値もないわ」

個人的には狂気系キャラのほうが楽しかった。(善知鳥とイサミ)
来年はGMをやりたいなぁ…… 今ルールをなんとなく考えてます。セッションはたぶん2月以降になるでしょうが、メンバーがあつまるといいなぁ。

小説で書くキャラクターのバリエーションを増やすべくいろいろ属性について調べる。そこで『素直クール』というのを発見。なんだこりゃ。
いつもクールだけどさらっとあまーいことを言ったりやったりしちゃうキャラクターのことらしい。いまいち想像しずらい。例のキャラも少ないしなあ。
ちなみに『クーデレ』は『ツンデレ』の付属属性で、さらに『素直クール』の付属属性で『素直シュール』というのもあるらしい。いつも素直に愛情表現をするけどなんとなくずれている…… これ、『電波系』みたいなもんか?
うーん、『素直クール』なキャラというのを想像してみたけれども、どうしてもなんか「懐いた綾波レイ」みたいなのしか思いつかないぞ。ちなみに『素直シュール』だと性能の悪いアンドロイドみたいなのしか思いつきません。
アンドロイド属性を許容するんだったら、三原ミツカズの初単行本『集積回路のヒマワリ』の表題作に出てくる「バニラ」というアンドロイドが素直だったなぁ。素直で可愛いんだけどなとなくメカメカしい。悲しみを知らない、というところがすごく切ない感じのキャラでしたが。
非人間キャラを許容するなら『素直クール』や『素直シュール』も可能かな……? 自分で書けるかはたして謎です。チャレンジしたい気はしますが。

ちなみに現在のサイトの作品について、萌え属性がついていると確信できるキャラは一人だけです。『黒鳥城とおかしな人々』のエウリュアレーことエウリィ。彼女は『野生児属性』と知り合いに言われてああたしかに!! と納得。いちおう親は居るけど魔物だもんな。動物に育てられたターザンみたいなもんです。
そんな彼女の特技は『がばり脱ぎ』『下着着用せず』。そこまでオープンだとエロさのカケラもないです。ちなみにヨタカの特技は『食われる』と『ポロリ』…… ギャグというとキャラを脱がせることしか思いつかないのか、と自分が少々空しい私。(笑


夜想耽美展を見てきましたこんばんは。
Web同人で知り合ったいつもの面子だったんですが、一人、いつも一緒だった人が風邪のため欠席。寂しい。風邪流行ってるんだなぁ。
耽美展は『夜想/耽美』に掲載されてた図版がほとんどだったので新鮮味は無かったんですが、旧夜想のバックナンバーを売っていたので若干購入しました。タイトル、『夜想/屍体』。相変わらずペヨトル工房センスが爆裂してて嬉しい。
その後、渋谷に移動して『マリアの心臓』にて『少女恋の美学』展を見てきました。そこにオーナーの片岡佐吉氏がいて、天野可淡のオルゴールを動かしてくれたり、からくり人形を動かしてみてくれたりとサービスが。天野可淡の人形は大好きだったので嬉しかったなあ。
天野可淡は夭折した人形師さんなんですが、作る人形には黄泉の国から訪れたような異様な迫力があり、非常に魅力的な作家さんです。カリスマと言ってもいいかもしれない。けれども現在では作品は散逸しており、また、著作権の関係で写真集なども再版不可能なため見ることは非常に難しいようです。哀しいなあ。でも『マリアの心臓』に行くといつもカタンドールが数体いてくれてるからまだいいか。でも片岡佐吉氏は『マリアの心臓』をもうすぐ閉鎖すると語っていた…… マジかよ?

その後、コルセットショップ『危機裸々商会』を覗きに行く。
危機裸々商会はオートクチュールのコルセットや帽子などを専門に取り扱うショップなんですが、独特の意匠のコルセットや帽子などが相変わらずとても素敵。お値段もオートクチュールの割には安いです。でも、『割りに』が絶対外せないのが痛いところ。
虎皮模様のバッスル付きコルセットドレスを見つけて、買うべきか散々迷ったんですが、やっぱり高かったので断念。他にも可愛いコルセットが大量にあったんだけどなー。ちくしょー。
ちなみにカバンはけっこう安いです。ただし実用性はゼロのトランク風のカバンが主なので、まあ、とりあえずローゼンメイデンのファンの方…… とかだったら買いかもしれない。
それをいうなら『マリアの心臓』ではジュモーやブリュのアンティークドール(総額は二億円になるとのこと)が大量に置かれているので、アンティークドールファン…… というかローゼンのファンだったら『マリアの心臓』→『危機裸々商会』というコースはアリかも。
あ、そういやアンティークドールにも、球体関節のやつはあるらしいですね。ドレス着てるので中身は不明なんですが、ってことはローゼンは別にあやまりじゃないってことか。可憐なドレスを纏ったアンティークドールたちには球体関節人形とはまた別の魅力があります。思わずドレスを注視。いいなぁ、人形……


今日はヤン・シュヴァンクマイエルの映像作品を二本連続してみました。『アリス』と『オテサーネク』。

『アリス』はいわずと知れた『不思議の国のアリス』の映像作品なんですけれども、これはかなり良かった。アリスがひたすら玩具たちの住む世界(これがいかにも狭苦しい館の中なのだ)をさまようという話なんですが、アリスも玩具たちもちっとも可愛くない。このアリス役の女の子(どこか天野可淡の人形に似ている)が、まったく笑わないし、笑ってもちっとも可愛くない。ひたすら生真面目な顔で悪夢の世界をさまよい続け、わりと残酷なことも平気でやる。こういう幼女アリス像ってのは新鮮です。
剥製の兎である時計兎、骨格標本をでたらめに組み合わせたような姿の動物たち、まるで安物の人形にしかみえない小型化したアリス、そして、ひとつの館の中をさまよい続けるという理不尽なシチュエーション。
一言で言うと『子供の悪夢』。私もなんかこういう夢を見たことがある、という不思議な既視感に駆られながらみてました。
魅力的とは言いがたい奇妙な登場人物たち。パンからは錆びた釘が生え、ジャムには画鋲の入っている奇妙な世界観。
でも、全体的にただようグロテスクな空気が、ある意味とても『アリスらしい』。これは掘り出し物だったかも。

『オテサーテク』はチェコの民話を下敷きにしたという作品。なんか理不尽な幻想映画というか、ホラーなんだろうか、これは……
子供が欲しいが恵まれない夫婦、ある日、夫が赤ん坊に似た形の根っこを掘り出して、ちょっとしたいたずら心から妻にプレゼントしたところ、妻はその人形に異常な執着心を抱くようになる。そして、その木人形を子供として認めさせるために十月十日の妊娠期間まで演出すると、なんと、木人形が本当に命を持ってしまう。けれど、その人形は異常な食欲を見せ始め…… という話。
オテサーネクが動き始めるまではなんというかちょっとサイコなだけの映画って感じだったんですが、オテサーネクが根の手足を振り回し、不気味な歯や舌を見せて異常な食欲を見せ、ついには猫を食い、人間まで餌食にするに至って、なんともいえない不気味なホラーの様相を見せ始めます。
で、オテサーネクの動作が、人形アニメなのでまた不気味にぎこちないんだわ。
この特撮的な違和感がまた独特の味をかもし出していて、寓話の中の存在が現実に現れてしまったかのような異常さを現していて素敵な感じ。
オテサーネク、木の根っこが人間型になったような化物なんですが、口の部分の節穴から歯や舌が見えたり、稀に眼球が覗いたりするのがなんとも不気味。これ、特撮ホラー映画というくくりにしてみたらどういう評価になるんだろうか。

でも、二本しか見て無いんでなんともいえないですけど、シュヴァンクマイエルってどうしてあんなに『口』にこだわるのか……
ものを食べてるカットが異常に多く、また、唇のアップがとても多い。アリスの赤い唇はストーリーを語り、インクで汚れた指を舐め、クッキーを齧る。オテサーネクでもモノを食べているシーンは異常に多いです。上の説明からはずれたけど、話の中で重要な役目を果たす少女がいるんですが、彼女はいつもモノを食べています。
エロティックというよりも、むしろグロテスクな現象として強調される『唇』。唇ってのは内臓の露出部分なんだよなぁ…… となんとなく思いました。
シュヴァンクマイエル面白い(笑) 『アリス』はもっかい見たいけどもう帰しちゃうらしいからちょっと無理。次はまたなんか借りてこようっと。
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
フリーエリア
最新CM
[12/03 ぬえ]
[10/12 ぬえ]
[09/07 nage]
[08/03 ゆにこ]
[08/01 細魚]
最新TB
プロフィール
HN:
由仁子
性別:
女性
趣味:
読書・小説
バーコード
ブログ内検索
"由仁子" WROTE ALL ARTICLES.
PRODUCED BY SHINOBI.JP @ SAMURAI FACTORY INC.
忍者ブログ [PR]