オリジナルサイト日記
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『諦念プシガンガ』が最近へヴィローテです。戸川純ラブ。
今のアーティストだと、どんな意味であっても、戸川純的な人っていませんねえ。椎名林檎はポップすぎるし、Coccoはちょっと政治性に欠ける。政治的さというのもまあアクセサリーにすぎないんだろうとは思いつつ、そういうテイストがいいなあと思うのです。戸川純。
『我一塊の肉塊なり』と断言しちゃう諦念と、愛する人に『自由以外なんでもほしいものはあげるわ』といっちゃう偏執さが同居しているあたりが戸川純の素敵なところ。
古いアーティストなので知らない人も多いかと思いますが、もっとメジャーになってもいいと思う、戸川純。
諦念プシガンガ
空の彼方に浮かぶは雲
嗚々我が恋愛の名において
その暴虐の仕打ちさえ
もはやただ甘んじて許す
牛のように豚のように殺してもいい
いいのよ我一塊の肉塊なり
それに消えゆくお昼のドン
嗚々我が恋愛は終止せり
あの泥流の恩讐が
もはやただあとかたもなしや
愕然とする間のなく
腐敗し始める
我一塊の肉塊なり
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