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最近ヒット数がぼちぼち上がってるみたいでうれしいです。レビューサイトから来てくれてるお客様とかもいらっしゃって、レビューサイト様々ですよ。こっちが書いたものをわざわざ品評してくださる、コメントしてくださるというのがとてもうれしい。
あと、ちょっと不思議なのが、一回目訪問のお客様がぽつぽつ増えてることです。これってどういうことかな? ブックマークとかから来てる、ってのはどういうことなんでしょう。もしかしてサイト内リンクを利用してるか、アドレスを削ってるってことなんでしょうか。アクセス解析はどうにもよくわからないことが多いです。
あと、拍手返信ですv
11/7
tears様>
うちの拍手は改造してないんで50文字くらいしか送れないんですよ~。なんかコメントくださるんだったら、連続投稿するか、あるいは掲示板を利用して下さるとうれしいです。
改造すると1000文字送れるとかにできるらしいけど、PCに暗い私にはちょっと敷居が高いようで……(苦笑
推理を下さった方>
あまり詳細はアレですが、大筋ではあってます、と回答させていただきます。80%正解くらいです。
他の方に見えるとアレなのですが、二人の少年の関係の考察などはジャストな感じですね。ただ上位下位ともまたちょっと違う感じなんですが、それはまた続きに譲らせていただきます。
実はあの二人の関係、階層それぞれにはそれぞれいくらかルールがあって、それにしたがって行動しないといけないようになってます。そのルールを規定しているものがなんなのか、というあたりに次から突っ込んでいきますよ~。おたのしみに~。
11/8
なんとなく押してみましたが>
いらっしゃいませ~。この文の感じだと管理人の知り合いですかね?
まあ、小説のほうは気が向いたらぽちぽち読んでくださいな。ついでに拍手でも叩いてもらえるともっとうれしいです。(笑
16時間眠った翌日はまったく眠れませんでした。
16時間睡眠÷2=8時間睡眠…… うむ、ぜんぜん問題ないな。ただカウンセリング中に半分寝てたりしてましたが。今日。
アルゴンキンでコートとニットカーディガンとブラウスをゲットv けっこうな出費v(吐血)
でもコートはどうしても欲しかったんだもんよー。アルゴンキンのコートむっちゃくちゃ可愛いんだもんよー。地模様・ツィード・ストライプ・ファー!! たまらん!!
ちなみにKERA!で見て可愛いなぁでもちょっとロリっぽいかも…… と思ってたコートは見事に売り切れてました。可愛いもんにはみなさん敏感なようで。なんで、パーツを取り外したらキレイ系でも着れそうなコートを一着買ってきました。去年ブラックピースナウで買ったファー付きと、スティグマータのパイレーツコートとの連合軍で、今年の冬を乗り切るぜ。
ちなみにスティグマータ(セクシーダイナマイトロンドンのカテゴリブランド)の服は縫製が悪すぎ…… と思うのは私だけでしょうか? ボタンがブチブチ跳ぶんですけど。いちいち付け替えてるんでいいんですが、スペアボタンがもう無いのがいささか不安です。
あと、今年のスティグマータの新作のコート、どこからどう見てもホーリー(スクライド)の制服にしか見えないんですが、それってアリなのか……? むちゃくちゃ出来のいいコスプレ衣装に見えるんだけどなぁ。それってアリやナシや。
お客様にStrayWolfさまという方がいらっしゃって、よく拍手コメントを下さるんですが、その方が送ってくれる推理を読んでるうちにものすごく楽しくなってきたので、他のお客様にもぜひ見ていただきたいと思い、メッセージを公開させていただくことにいたしました。StrayWolf様もしもお嫌だったらそうコメントください…… だってものすごく面白いんだもの……
11/3 のコメント
> スノウ・ドーム、もう一度最初から読み直してみたのですが…やっぱり真相はわかりませんでした。
>ミステリーは一番苦手なジャンルで、自分で謎解きできたためしがないんです(苦笑)
>…ヒントとか、あったら嬉しいなぁと思いつつ(笑) 一応推理してみたのは、
>①入院していた女の子が主人公で、病院が『現実』
>②島の生活は、彼女の見ていた(もしくは、見させられていた)『夢』
>③聖職者のような男は、少女を虐待した犯人で、包帯の少年によって復讐されている
>④聖職者のような男は、園の関係者 ⑤包帯の少年が園に放火し、全身に火傷を負った
>⑥ミラーのなかで牛乳を飲まされていたのは、主人公とは別の少女(姉妹?)
>…といったところでしょうか。あまり自信はありませんが…/
これが一回目にいただいたコメントです。そして、ソレに対する返答は先日の拍手のお返事どおりですね。そして、それに続いていただいたコメントが以下のとおりとなります。
11/5
>おや? すべての前提だったはずの推理が、まず間違っている…?(笑) むむむ…(困)
>あと⑥もペケ…でも、ミラーの中で他者視点で描写されていた以上、
>主人公の『僕』=虐待されていた少女、という図式は成り立たない(⑦)…んですよね?
>そうすると、主人公は虐待の傍観者…ということでしょうか(まさか虐待者じゃないですよね? 笑)。
>それならば… ⑧少年のうちのどちらかが主人公(←ちょっとずるい答え方)
>⑨ゆえに、病院のシーンも『夢』 ⑩男が復讐されているというのも、夢に過ぎない
>あと、頂いたヒントから… ⑪少年のうち一人は架空の(夢の中だけの)人物
>…それにしても、パラコートの知識が謎。うーん、自分だったらどう書くか…?(悩)/StrayWolf
というのがStrayWolf 様の推理となっております。
二回目のメッセージに対する回答まで出しちゃうと、真相をバラすことになってしまうので、お返事はとりあえずまあこれまでで……(笑) ただ、かなりの前提はあっているとお返事させていただきます。かなり迫ってますよ~。パラコートの知識に関しては、StrayWolf様の出されている推理のなかにすでに答えがあります。
いちおうこの次にUPするところからが回答編となってきますので、推理編はこのパートまでかな? と思ったので、このタイミングでStrayWolf様のコメントを出させていただきました。こういうのは公開推理が面白いと思いましたので……
しかしこれは推理? ていうかSF? ていうかホラーみたいなところがあるので、反則に近い回答が出ることもアリだと言わせてください(苦笑) ただ、こっちの中だとばっちり話は筋が通ってます。登場人物は誰が誰なのか、そもそもすべての『夢』からどういった『現実』が導き出されるのか、あたりが推理のポイントだと思ってください。いったいどんな事件が起こり、その結果こんな『世界』が出来上がったのか? それを予想しながら読んでみてください。
しかしこのお話、友達と話したら推理SFホラーファンタジーってジャンルじゃないの…… というものっそい答えを貰ったんですけれども、それ、ジャンルとして成立しているのか?
でもまあ、世の中には良く分からないクロスジャンルの小説も最近は多いですからねえ。本人が推理と強弁すれば推理で、ファンタジーと強弁すればファンタジーってことで! よろしくおねがいします(笑
11/3 スノウ・ドーム、もう一度最初から読み直してみたのですが…やっぱり真相はわかりませんでした。>
うふふふのふ、推理しながら読んでもらえるなんて作家冥利のきわみですよ! さて、いただいた推理なのですが、かなりの割合で当たってます。というか、②③④⑤は正解、①⑥はペケ、ってところでしょうか。
推理型SFファンタジー(しかしなんつう無節操なジャンル……)なのであまり細かいことはいえないのですが、「どこまでが真実でどこまでが夢か」の見極めがコレの読み解きのポイントになると思ってください。登場人物も現実の登場人物と夢の登場人物がいますし、提供されている情報の中にも真実と夢のが混ざってます。なので、登場人物のいうことを信頼しないように。もしかしたら「ぜんぶ現実だった」という反則モノのマジックリアリティなオチもありえるわけですからね。……いや、無いと思いますけど。言ってて。
ちなみに『島の階層』のイメージとしては、たぶんお分かりのとおり、実際に遊びに行ったことのある沖縄をイメージしてます。沖縄の離島なんですけれども、しかし、八重山諸島には遊びにいったことが無いのでその点はちょっと微妙かな? 『Drコトー診療所』とか見たらイメージが湧くんですかねえ。
自然の宝庫沖縄、Coccoの故郷である沖縄、歴史に蹂躙された島沖縄、南国の楽園沖縄、と、沖縄のイメージはさまざまなイメージをプレパラートを重ねるように幾層にも重ね合っていて魅力的です。悲劇と喜劇、癒しと虐待、破壊と再生の重なり合った島、沖縄。理解を拒む神秘の国でもある沖縄は、美しい観光地の仮面の裏から、またたかない瞳でじっとこちらを見つめているようなイメージすらあります。
重層的にイメージを重ねあったような作品というのは描きたいものの一番でもありますので、そういう意味だと沖縄をモチーフとして用いるということはけっこう冒険でもあったのですが…… まあ、それは余談。
さる方からすばらしい贈り物をいただいたので、次回の更新はソレになります。私が書くものよりずっとすごいですよ! お楽しみに~
20~30代(もしかしたら10代も?)の若い女性に、自分の50年後を想像してもらい、特殊メイクで50年後の姿に扮してもらう、という写真企画です。
私はコレが大好きで、ネットでも閲覧できるため、何回も何回も見てます。(Googleで『やなぎみわ』で検索すれば誰でも見れます) そして、自分がもしこの企画に参加していたら、どんな50年後を想像していたかなとふと考えてみました。
50年後……
場所は精神病院の一室か、あるいは、どこかの公営老人ホームの一室で。
不潔な老女が一人、一心不乱にキーボードを叩き続けている。そもそもキーボードというもの自体が今の世の中だと時代遅れだけど、彼女はほかのツールを知らないからそれしか使えない。老眼だからもはやよく画面も見えない。でも、誰が話しかけても返事もせず、ずっと書き続けている。
彼女が書き続けているのは、長い、長い物語。
残酷で、背徳的で、グロテスクな、一度読むと誰でも不快にならずにはいられないような物語。でも、一度読むと二度と忘れることの出来ないような物語。
彼女はそれを誰かに見せようとは考えない。ただ取り付かれたように書き続けている。誰かが彼女からキーボードを奪い、外の世界に連れ出そうとしたこともあったけれど、キーボードをなくした彼女は自分の血で壁に物語を書き続けようとしたので、もはや誰もがそれをあきらめた。
背中はカマドウマのように曲がり、足は萎えている。彼女の物語は書き続ける以上完結しない。そして彼女は、貧しくてみすぼらしい精神病院の片隅にいながら、絢爛とした残酷さに彩られた小宇宙の中に、神として君臨し続けるのだ。
……ってところ?
なんかこれって典型的なアウトサイダーアーティストじゃーんと思いつつ(笑) というかヘンリー・ダーガーみたいですね。
アウトサイダーアーティストってのは、『美術教育を一切受けない者が自発的に行う創作活動の産物』を意味します。具体的には文盲者、知的障害者、犯罪者などの人々が作り出す芸術作品を指すことが多いです。
彼らは芸術教育を一切受けないので、作り出すものは一種異様な様を見せます。異様に緻密だったり、また、稚拙だったりしながら、けれど奇妙な魅力と引力を持ち合わせています。私はそれが大好きで、スイスに存在する世界で唯一のアールブリュットの美術館まで行ってきたりもしてます。
ヘンリー・ダーガーってのは有名なアウトサイダーアーティストの一人で、極貧の中で生活しながら、人生のほとんどをかけて一本の物語…… 絵と小説でつづられた『非現実の王国で』という物語を書き続けていました。それは正義の少女戦士たちが悲惨な戦争の続く世界で正義の戦いを続ける…… という一種陳腐なものなのだけれど、その内実は残酷さと悲惨さ、異様な美しさに満ちています。
ダーガーってどういうことを考えて生きてたんだろう、とそれを見ると思います。
自分の中の小宇宙で生きながら、どんなことを考えていたんだろうって。アウトサイダーアーティストの作品は、人間の中の世界の混沌とした豊穣さを教えてくれます。そんで、私はそういう生き方をしてみたいなあ、と思うのです。
実際のところは他人の評価に拘泥し、寂しさに弱くて自己顕示欲の強い普通の人間の私にはそんなの無理だと思うんですけど…… 50年後だったら! 50年後だったら!!(笑
他人から見てどんなに悲惨でも、究極の自己愛のなかを生きる、みたいなもんですかねえ。でも、そういう生き方、憧れるのでした。